(部屋の扉をノックする音に若干意識が浮上し、部屋に入ってきた気配に布団の中に潜り込ませていた頭を出して近くまで来ていた相手を熱のせいでボーッとした目で見つめ。扁桃腺の腫れのせいなのか、声を出そうとしてもすぐには出てこず口を何度か開閉した後に掠れ声がやっと出て、心配させまいと頑張って笑顔を作り)……っ、ぁ…。ぁ…りさ、ん……おかえ、り…。