某船員(出身星:地球) 2021-09-11 13:24:17 |
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>船内通路
(セラフィネから飴を受け取れば「ありがとう、後でいただくよ。」と微笑みながら、その小さな袋をひっくり返したりして眺めてからポケットへ。これから酒を飲む気でいるため今は遠慮したものの、懐かしい雰囲気の飴玉におばあちゃんがくれるやつみたいだと確信をついた感想が頭をかすめ。ドッドと合流するまでに自分の真似をするシキラクルを何度も小刻みに思い出して吹き出す様子からも、ルピアがルーウェのバカンスに浮かれているのは明白。それでもタラップ周辺にいつものメンツが集まり始めれば、パンと手を打って邪魔にならないように移動を促すのは性格だろう。)
へえ、詳しいなドッド。ルーウェっつったらやっぱり海鮮らしいからな。
とりあえず、歓迎会でもグルメ観光でもいいから向かわないか?
(目の前の入星管理局を指させば、ボロガエルより後に着陸した船の船員たちが既に並び始めているところで。着陸前に申請をしておけば並ばずに通り抜けることができるため、ルピアが申請したボロガエルの船員たちは並ぶ必要のない列である。そのためドッドが下したタラップを降りた船員たちが、長蛇の列を横目に騒ぎながら通り抜けていく様子がどんなに品がなかろうと、彼らに非はないことはお伝えしておきたい。この関を通り抜ければ、元々高かった気温がさらにむっと上がったような錯覚を覚えるだろう。パヤ国の有数の海沿いの大通り、ルーウェの色濃い空を四角く切り取るように商店が立ち並ぶそのエリアは多種多様な容姿の人々で賑わっている。それでも狭苦しく感じないのは、それぞれの店から飛び出たシェードが強い日差しを透かして通りを色鮮やかに染めているからだろうか。見たこともない海産物に美しい織物、海で遊ぶための水着やおもちゃ、職人街ほどではないにしても船に関する資材を並べる店もあり、一日かけてもまわりきれるか不思議なほどだ。沢山の店の中でもポルーは流石有名店らしく、数m先に間抜けな顔をした魚のイラストが描かれた大きな看板が目立っており、まっすぐ行けば数分でたどり着くだろう。)
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