某船員(出身星:地球) 2021-09-11 13:24:17 |
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>船内通路
ああシキラクル……。
( セラフィネとの談笑中にとびこんできて弾丸のように喋り出すシキラクルに、体の向きを変えてセラフィネの前のスペースを譲り。よく喋るのはいつもの事だから突っ込まずに眺めていたものの、初対面らしいセラフィネは大丈夫だろうかと彼女の方を窺ったところで、シキラクルも気づいたのか咳払いの音が聞こえ。此方を見上げて問うてくるシキラクルに、それまでの勢いで既に一緒に回るつもりでいたため、腕を組んだまま少し目を見開くと首を傾げて。 )
ん?一緒に行かないのか?
( ともかくここで話し込んでいても仕方ないだろうと、タラップの方へまったりと歩を進めながら、シキラクルが来たことで保留になっていた返事をセラフィネに。「俺は料理は詳しくないけどルーウェバスは旨いらしい。鱗も中身もピンク色なんだと。」味が想像できないな、と雑談していればタラップの操作パネルの前でドッドを見つけて、片手をあげると呼び掛けに答え。吹き込む海風と生温い空気に口角を上げて腕の端末を弄れば、ルピアの銀の上着が一瞬融解するように変形、襟や裾にファンのついた半袖の温暖気候仕様に様変わりし。 )
おう、折角だからセラフィネさんと飯食いに、お前は?何か予定は決めてるか?
( / 新しい星でもよろしくお願い致します!)
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