某船員(出身星:地球) 2021-09-11 13:24:17 |
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>船内ラボ用備品室( ルピア )
おう、あんがと。──はん、おれを誰だと思ってんだよ、こんくらい朝飯ま………………やべぇな、冷ましてどうにかなんのかコレ……?いややるしかねえ、
( 冷却装置の確保はルピアに任せることとして、自分は手元の銃の解剖手術に集中する。愛用の古めかしく錆だらけの工具類を器用に駆使して銃を解体していき、傍らに冷却装置が置かれた気配にそちらを見ないまま軽い礼を言いつつ、ゴテゴテと過剰に盛り付けたアタッチメントを一つずつ取り外し…、続いて本体をバラしてようやく内部のコアに到達。ここまで順調に進んでいたのでルピアの質問には一度軽口で返したものの、コアの状態を確認した途端言葉を詰まらせ、何やら不穏な呟きをぼそり。非反応性合金と超耐熱性ガラスで構成されたコア内部には、噴火寸前の火口のごとくぐつぐつと煮え滾る赤い液体、これがこうなる前は透き通った美しい翡翠色だったなどとはとても信じ難い。一か八かの賭けでコアに冷却装置を取り付け、温度設定を入力してスイッチを入れればフシュー!!と音を立てて冷却が開始される。装置から排出される霧状の気体がもくもくと辺りに立ち込め、彼が換気システムを起動してくれていなければ危うく当分のあいだ視界を奪われるところだった。やがて気体の排出量が減り、再び姿を表したコアの中身は──以前のマグマのごとき姿とはうって変わり、すっかり冷え固まってごろりと真っ黒な個形状に。これにて爆発の危険性は無くなりはしたが、こうなってはただのゴミでしかない。原料の収集にかかった総費用とか、サフカダル製の冷却装置が一個幾らするだとか、考えるべきことはたくさんあれど今ばかりは大きな難を逃れた安堵に身を任せ、コアと工具を床に転がしてばたんと仰向けに倒れ )
あ゛ーーーー…………………見たか、なあ、なんとかしてやったぜ……。
(/そう仰って頂けて光栄です、こちらも知識という知識は全然無いのですが、雰囲気だけでも楽しめるよう頑張って描写してまいります!そして早速動くキャビネットがかっこよすぎて自分の中のオトコゴコロがこちょぐられまくりでした…!!テンションが上がって長々と書きすぎてしまってすみません…、次回からもう少し簡潔なロルにまとめていきますね。改めてどうぞよろしくお願い致します。※こちら蹴り可です)
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