Minuit a Vienne

 Minuit a Vienne

オーナー  2021-07-17 21:17:51 
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ベル・エポック( Belle Epoque )

――19世紀末から20世紀初頭までのパリやヨーロッパが繁栄した華やかな時代。



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レス禁止





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  • No.21 by レオン・ダントン  2021-07-24 00:30:20 




>20  カレアム


( 相手のシャンパンに対する気持ちを聞き、わかるよ、と答えれば、シャンパンを手に持ち自分の顔の前まで運び、ひとり乾杯の仕草をすると、それを一気に飲み干して。ウェイターにもう一杯、と伝えたあと、それで、と一呼吸置いたあとに )

文学か、ならここはさぞ刺激的だろう。物書きがよく来る。



(/返信が遅くなってしまって、すみません…!そうですね、そうしていただくのが良いかと思います。 )



  • No.22 by ハンナ・ホフマン  2021-07-24 03:18:05 




>19 レオン・ダントン

ええ、勿論。
今日は"お話"なさらなくてよろしいの?

( それぞれのテーブルのあるテラス席ならともかく、カウンターに書き物を広げるのは迷惑だろう。時間を潰すアテを失って、なにか面白そうなことをしている連中はいないだろうかと店内を見回すも、まだ早い時間の店内は温まりきっていない様子。持て余してシャンパンの金色の泡の数を数えていれば聞き覚えのある声に振り返り。どうやら自分と同じく定位置から溢れたらしい"面白そうなこと"をする筆頭である男に、にっこりと微笑むと椅子を引きやすいように体を半分捻ってやり。"お話"を強調して首を傾げる瞳には悪戯っぽい光を浮かべていて。 )



>9 カレアム・ガードナー

失礼ムシュー、お隣よろしいかしら?

( 今日のラ・リヴィエールの夜は静かに過ぎていった。つい書き物に没頭しすぎて 帰ろうとした時には弟は完全に酔い潰れ、こんな時に限って弟の友人達も見当たらない。とても馬車まで運べそうにない体格になっても弟は可愛いもので、健やかに寝息を立てているのを叩き起すのは気が引けた。たまたまテラス席から見かけた家のメイドに弟を運べる者を寄越すよう言付ける。弟の肩に自分のショールをかけてやってから、家の者が来るまでの間 寝かせておく許可をカウンター奥のオーナーにとり、一息つくとそのまま近くの席に座ろうとして隣のカレアムにニコリと笑って首を傾げ。 )

(/はじめまして、ハンナの中の者です。絡みについてご配慮ありがとうございます。自分の絡み文に不備がないことを確認してからと思っていたため、ご挨拶が遅れて申し訳ございません。カレアム様の絡み文に此方から絡ませていただきました。よろしくお願い致します。 )


  • No.23 by カレアム・ガードナー  2021-07-24 10:10:25 


>21 レオン

えぇ、多様な人々がテラスで書き物を広げている様子をよく見かけます。

(頷きながらそう言う。相手がシャンパンを一気に飲み干しだかと思うと、ウェイターにもう一杯頼んだ豪快さに驚いた。そんな彼とは逆に、グラスにまだ半分ほど残っているシャンパンを少しずつ飲んで)




>22 ハンナ

…えぇ、わたしの隣で良ければ。

(ラ・リヴィエールの夜にしては珍しく静寂な雰囲気の中で突然声を掛けられたため、少し反応が遅れつつも答える。顔を向けると目の前で微笑む女性がいた。そんな愛嬌のある人物の前でも、淡々と対応をしてしまうのはいつもの調子である。読んでいた本を閉じると目を彼女に移して)


(/こちらこそ、ご配慮ありがとうございます。そして、気を遣わせてしまって申し訳ありません。これからよろしくお願いし致します。 )

  • No.24 by レオン・ダントン  2021-07-24 23:56:09 




>22  ハンナ


( お話、と言われ、初めは眉を上げ困惑の表情をしたものの、その意味を少し遅れて理解すれば、彼の頬には反射的に笑みが浮かび上がっていて。肝心のその質問に対してすぐには返事をせず、手に持っていた帽子を胸に当て、背中を軽く曲げたお辞儀をしたあと、椅子に座って。帽子をテーブルに置けば、向かいにいるウェイターに対して彼女と同じものを、と飲み物を頼み、彼女の方に体を向けて。少し考えたあと、ふむ、とひとつ声を漏らせば、いかにも芝居がかった口調で )

今日は手厳しい方がいらっしゃるみたいですからな。やめておきましょう。





>23  カレアム


きみもその道に進むつもりなのかね?

( 頼んだシャンパンがテーブルの上に置かれる。多くの物書きがこの店で過ごしていること、そして文学を学んでいるという彼もまたこの店にいるということを思うと、彼も彼らのような道を志望しているのかという思いつきの考えを、テラス席の方に腕を向けながら述べて )



  • No.25 by ハンナ・ホフマン  2021-07-25 01:39:47 



>23 カレアム・ガードナー

ふふ……失礼、おかしなことを仰るのね。勿論ムシューのお隣ですわ。

( 愛想のない相手に気分を害すどころか逆にクスクスと楽しげに笑い声を漏らし、ドレスの裾を少し持ち上げると、お礼を述べてからゆっくりと腰を下ろす。
時間も遅いですし目の冴えないものがあったら、とウエイターに注文し、くるり、とカレアムを振り返れば、淑女に有るまじき この店を利用する若者達の様に爽やかに右手を差し出して。 )

ハンナ・ホフマンと申します。ね、その本先週出版されたばかりでしょう。



>24 レオン・ダントン

あら、私のせいにされては困ってしまいますわ。

( ダントンが隣に座って注文を通している姿を微笑を浮かべたまま眺め、その芝居がかった口調に目を細めると、少し視線を明後日の方向に向けてから わざとらしく頬に手をあて、気の毒そうに瞳を伏せて、ほうっと息を吐く。
間をとるようにシャンパンで口を湿らせ、グラスの縁についた赤を指で拭ってから、彼に体ごと向き直り、乾杯するようにグラスを持ち上げ。 )

それなら今晩は何をなさるのかしら。

  • No.26 by カレアム・ガードナー  2021-07-25 09:37:02 


>24 レオン

あぁ、色々かじっているんですが、別にその道には進もうと思っていませんよ。確かに楽しそうではありますけれどね。

( 相手の問いかけにかぶりを振った。ちらっとテラス席の方に目をやると、人は数えるほどしかおらず、賑やかなラ・リヴィエールの面影はこの時間帯にはなかった。話しすぎてしまいましたね、と続けて )


あなたは、何か…将来のことは決めていますか?



>25 ハンナ

( 隣に座ってよいかという質問に答えるや否や、何やら楽しげに笑みを浮かべる相手に首を傾げる。そのまま、彼女がウエイターに注文する様子をぼんやりと見つめた。注文を終えると右手を差し出してきた相手に自分もゆっくりと右手を差し出して )

わたしはカレアム・ガードナーです。
…えぇ、先週出版されたものですよ。もしかして既に読まれましたか?

  • No.27 by レオン・ダントン  2021-07-26 00:28:02 





>25  ハンナ


今晩はあなたの"お話"でもお聞かせいただけませんか?

( 白色の泡と深みのある金色。それが注がれたグラスをウェイターから受け取れば、相手にならってそれを持ち上げ。まるで紳士が舞踏室で淑女にダンスを申し込むかのような穏やかな口ぶりでそう言えば、相手の表情を窺うかのように首をほんの少しかしげ、グラスを口元へ )




>26  カレアム


わたしか。わたしは弁護士を志している。…今はな。ここの者たちは革新的だ。きみと同様、わたしも刺激を受けている。


( 入店した時とは打って変わって、店は足を組み替える音さえ聞こえそうなほどの静けさで満たされていた。将来の話。話し始めた彼の表情は何やら、まるで戦地に赴く前の兵士のように重苦しく、いつもの彼の雰囲気とは違っていた。一通り話し終わったあと、小さく吐かれた溜息が店を漂う。すまないね、と一言言えばシャンパンを口に含んで。一拍置いたあと、少し柔らかくなった顔で )

よければ少し歩かないかね?



  • No.28 by ハンナ・ホフマン  2021-07-26 02:07:26 



>26 ガードナーさん

ええ!発売日に! 内容は……こほん、いえ、まだ最後まで読まれていないかしら。

( ゆっくりと確実に返された握手に、いつものお手本のようなそれではなく、顔をくしゃりと歪めて子供のような笑顔を浮かべる。無愛想ながらも、女が握手を求めてたことに眉を顰めず、鼻で笑いもしないカレアムは好印象で。本に対しても女にわかるものかと笑わず、当たり前のように読んだか?と聞かれたことが自分でも予想外に嬉しかった。つい前のめりになりかけたのを、咳払いで誤魔化すと姿勢を正し、差し出されたハーブティに口をつけてから 、楽しげな表情でカレアムに向き直り。 )

ガードナーさんは本がお好きなの?
悪く思わないでくださいね、此処でお一人で読んでいらっしゃるのをよくお見かけしますわ。



>27 レオン・ダントン

わたくしの?……構いませんけれど、退屈じゃないかしら。
それに私ばかり話しては不公平ですわ。

( レオンの仕草に 役者ですこと、と一瞬呆れた様に瞼を伏せるも、その以外な申し出にパッと目を丸くして。しかし、すぐいつもの穏やかな微笑みを取り戻せばキッパリと首を振り。
今度はごく自然な風に頬に手を当て、そうですね、と呟くと店内を見回し、先程からぎゃあぎゃあと盛り上がっている学生の席をあけすけに指さして。微笑んだまま突飛な提案をしたかと思えば、豪快にもぐい、と、まだ8割ほど残っていたグラスを空にしてカウンターに乗せ。 )

飲み比べってしてみたいんです。殿方が集まるとよくされているんですもの、きっと楽しいのかと思って。
相手がグラスを空けたら自分のことを"お話"するの。

  • No.29 by ハンナ・ホフマン  2021-07-26 02:16:51 



>27 レオン・ダントン様

(/ お世話になっております。ハンナの中の者です。
>28の『相手がグラスを空けたら自分のことを"お話"するの。 』というセリフですが『相手がグラスを空けたら自分のことを、何か1つずつ"お話"するの。 』が正しいです。
元のセリフでは分かり辛いため変更したのですが、元の方をコピペしてしまい、わかり辛いセリフのままになってしまいました。失礼致しました。
とてもかっこいいレオンさんとのお話とても楽しませていただいております。ありがとうございます。 )

  • No.30 by レオン・ダントン  2021-07-26 11:15:09 




>29  ハンナ


( 彼女の淑女らしからぬ言動に――いや、たしかに彼女は身なりこそ淑女ではあるが、中身は下町の酒場にいる男たちにも引けを取らないような人物である。が、まさかここまでとは思わず。――度肝を抜かれ、口をぽかんと開け、彼女の顔に視線を向けたまま固まり。数秒ほど経ったあと、学生たちの騒ぎ声がようやく耳に入り、顔がぴくりと動く。ハンナの空になったグラスにふと目を移せば、彼女の言葉を思い出し、あっ、と声を漏らして。ためらいが心を一瞬よぎる。しかし、行動力溢れる彼女の姿をもう一度見れば、迷いはすぐに霧のように消え。口を三角にゆがませて微笑むと、穏やかな口調で話し出して。ひとまず言い終えれば、こちらも負けじとグラスの中身を空にして )

いいでしょう。といっても、なにを話せばよいのやら……
そうだ。――意外に思われるやもしれませんが、実は生まれはここではなくてね。工員だった父の昇進と転勤に伴ってここへ。初めはここでの生活は難しかった。特に大学の上流階級気質には。



(/いえいえ。訂正の旨、承知いたしました。こちらこそ、華やかさとかっこよさを兼ね備えたハンナさんとの会話を楽しませていただいています。しかし、シャンパンの飲み比べをしてぶっ倒れないか心配です…笑 )



  • No.31 by カレアム・ガードナー  2021-07-26 11:57:40 


>27 レオン

…無理にお話しさせてしまったみたいですね。申し訳ない。

( 相手の話を、時折り頷きながら聞いていた。悪気は無く、話の流れで彼自身の将来ことを訊ねたが、当の彼の表情が重くなったのを目にすると謝罪をする。
少し歩かないかと提案する彼に対し、グラスに残っていたシャンパンを飲み干すとわずかに笑みを浮かべて )

それはよいですね。えぇ、そうしましょう。



>28 ハンナ

え、えぇ。本は好きですよ。

(子供のような笑顔を浮かべたり、目を輝かせて前のめりになったりして、案外おてんばな一面があるということに良い意味で少し驚いて)


しかし、読むのは専ら小説ばかりですね。どこの馬の骨だか知らない人間が好き勝手に綴る随筆や、批評家の独り言には興味がありません。
それでも、大学で小説ばかり扱うわけでもないので…。

(難しいところですよ、と言ってカップに残っていたコーヒーを飲み干す。少しきつい物言いで発言したかと思うと、もう一杯お願いします、とウエイターに告げる。そのあと顔を再び相手に向けて)

  • No.32 by ハンナ・ホフマン  2021-07-26 21:10:44 



>30 レオン・ダントン

それは……苦労されましたのね。だから、あなたはそれに毅然と立ち向かっていらっしゃる。

( 自ら突拍子もない提案をしておいて、彼が無防備に口を開けるものだからその整えられた髭がそっぽを向いてしまっているのについ笑いが込み上げ、口から漏れ出る前に慌ててぐっと口の裏を噛む。飲み比べに興味があったのは事実だが、流石に断わられるとふんでいた提案に不敵な笑みで乗るレオンに、とうとう耐えきれずに自らもにんまりと唇を震わせて。とはいえ彼の話を聞けば、眉を顰めるのも隠さず苦々しい表情でポツリ。己も資産家の娘だかこそ身近に思い当たることがあるよう。しかし、すぐに微笑みで負の感情を隠すその様子は良家の令嬢らしさもまたあって。話しながらも時々グラスに口をつけてはからからと笑い、話終わる頃にはグラスも空になっていて。 )

__次は私ですね。
私も産まれは此方ではございませんの。
物心着く前に今の屋敷に参りましたから他の土地も知りませんが……だからでしょうか、知らないことばかり気になって、昔から本の虫ですの。父は気を揉みましたが、最近は諦められたようで、私が本を呼んでいても見て見ぬふりですわ。

(/確認ありがとうございます。そう言っていただけると幸いです。確かに現実でやったら悪酔いしそうですね笑
此方は早めに降参する予定ですので、その後は質問攻めにするなり煮るなり焼くなり、おまかせ致します……笑)



>31 ガードナーさん

まあ、大学では文学を?
それではガードナーさんも何かを書かれますの?

( ハンナの勢いに押された様に頷くカレアムに、恥ずかしそうに瞼を伏せてわざとらしくハーブティを啜る。先程までも愛想がある訳ではなかったが、随筆や批評家をこき下ろして荒っぽくコーヒーカップをひっくり返す様子に目を丸くして。その様子や言い草から推測すると、手を胸の前で合わせて羨ましそうな期待するような視線を向けて。 )

  • No.33 by カレアム・ガードナー  2021-07-26 22:40:00 


>32 ハンナ

わたしが何か書いているように見えますか?もしそう思われたのなら光栄です。
…実は、この前大学で一作品仕上げろと課せられまして。
今執筆中なんです。初めて物書きに手をつけましたよ。

( 自分が書き物をするような人物に見えるかと問うと、冷静に話を立て直す。目を輝かせて話を聞く彼女に、大学での課題のことを話した。
その道には進まないと思いますが、と言ってコーヒーカップを傾けると相手に向き直り訊ねて )

あなたはどうですか?何かを書いた経験とか…
                           

  • No.34 by レオン・ダントン  2021-07-27 16:47:37 




>32  ハンナ


厳格なお父上なようで。なら、ここは居心地が良いでしょう。ここの者たちは実に…そう、前衛的ですから!

( 行動力と好奇心に溢れる娘と前時代的かつ保守的な父親。そしてハンナの微笑みながらも、なんとも言い知れぬ雰囲気。もしかしたら彼女は生まれるのが早すぎたのかもしれないし、彼女のような人物が社会を変えていくのかもしれない、なんて思いを話を聞きながら巡らせて。もちろん、話に耳を傾けている最中もグラスを手放さず。口を開いたと思えば、言葉をだんだんと強めていき、しまいには腕を前に広げ、笑って。本、という言葉を聞いて昔のことを思い出して。目を瞑り、あの時のことを懐かしみ、微笑みながら話し。ようやくグラスの中を空に。 )

わたしも本は好きだった。子供の頃、父の仕事をたまに手伝っていましたが、その時も隠れて読むほどでしてね。本を通じて世界というものを知り、いつか行ってみたいと思ったものです。




>33  カレアム


( カレアムの謝罪に対して、いやいや、きみが謝る必要はないと言って。彼が共に夜道することに同意したのを聞けば、グラスの横にコインを何枚か置き、わたしのおごりだ、とにやりと笑って。椅子から立ち上がり、ドアに向かって歩き出したところ、カウンターに行く前にいたもともとのテーブルに中折れ帽を置いたままだったことをちょうど思い出し。机の横まで歩けば、グラスなどは既にウェイターによって綺麗さっぱり片付けられており、帽子のみがぽつんと置かれていて。頭頂部の、折られた部分と側面を手で挟んで掴めば、それをそのまま斜めに被りドアまで再び歩き出して )



  • No.35 by レオン・ダントン  2021-07-27 16:59:56 



カレアム・ガードナー 様


(/すみません、>33ではなく>31でした…!大変失礼いたしました。そして、いつもお相手ありがとうございます。楽しませていただいております。レオンの変人っぷりがカレアム君を困らせていなければ良いのですが…笑  )


  • No.36 by カレアム・ガードナー  2021-07-27 20:38:33 


>34 レオン

ありがとうございます。…じゃあお言葉に甘えて。

( おごってくれると言う相手に小さくお辞儀をした。じゃあ私はこれを、とコインの横にチップを置く。
次はわたしがおごる番ですね、と目を細めて。帽子を被ってドアまで歩いて行く彼について行き )


すみません、同行していながら、あなたとどこに行きたいのか考えていないんです。

( 外に出ると、ラ・リヴィエール夜の街の、窓という窓からこぼれ出す灯影をぼんやりと眺めながらそう口を開く。少し肩をすくめて )

…どこに向かいましょうか?


(/承知しました。こちらこそ、いつも楽しませていただいています。あなたの綺麗な文章に感心しております。
カレアムは表情に出さないだけで、内心喜んでいると思いますよ(笑)。レオンさんとはこれからどうなるのか楽しみです。 )
                           

  • No.37 by レオン・ダントン  2021-07-28 22:50:40 




>36  カレアム


実はわたしもいま考えているところでね。
とりあえず、この美しきティウ川を歩こうではないか!

( 戸外はやはりいい、気が晴れる。涼やかな夜風が川から吹いており、程よく酔った身体に当たって心地良さそうに目を細める。カレアムに顔を向け質問を聞けばふむ、と口髭を触って少し考えるふりをして。問い掛けに答えれば、はっはっはっと大きく笑って。続けて腕を川の方に向け、指し示せば )



  • No.38 by ハンナ・ホフマン  2021-07-28 23:13:55 




>34 レオン・ダントン

まあ、わかりますわ!
私など今でも行きたいですもの。

( ハンナの話を受けて少し大袈裟に腕を広げる姿は、どうやらいつもの調子が出てきたらしい。ここにも女性に対し古い価値観の人間がいない訳では無いが、この清廉な男のような人間に会う機会と比べれば瑣末なものだと思えてきて、少々喧しいが人を惹きつける語り口に、新愛を込めてふふ、と口を抑えて笑い。レオンの語りに胸の前で手を打って目を輝かせると、立ち上がらん勢いで深く頷いて。空になったグラスに口を開くと、レオンの話に何かを思い出した様に吹き出す。口数も多く話す間も笑いをかみ殺すような様子は、元々淑女というには難のある性格だが、それなりにアルコールがまわっているのかもしれない。その証拠に、最後の1口を飲み干すのは少々時間がかかって。 )

もう父に黙って行ってしまおうと思って、前の春に外国行きの船のチケットを買ったんです。見つかったら罰されるのは私では無いですから、メイドには頼れないでしょう?私初めて自分で荷物の準備をしましたのよ。
書き置きをして港までは行ったんですけど、出航まであと少しのところで捕まってしまって。ふふ、あの時のお父様の顔と言ったら……!
お髭も変な癖がついてるし帽子も忘れて、ふふ……ああ申し訳ございません、あなたの番ですわ。



>33 ガードナーさん

は、わたくし?
それは……そんな、ありませんわ。

( 彼の大学の話に適切な相槌を打ち、執筆の話に関しては特に興味深そうに頷く。一見穏やかに話を聞いているように見えて、その垂涎を堪えるような羨ましそうな表情は自覚しておらず。カレアムに振られた話題にも心底驚いて、短く吐息を漏らし。首を振る何を当たり前のことを、という表情の奥には、なにか夢を見たようなうっすらと興奮を浮かばせていて。
突如突きつけられた夢に、どこか心ここに在らずといった様子ではありつつも、その道には進まないと言ったカレアムに首を傾げて。 )

何か進まれる道を決めていらっしゃるの?


  • No.39 by カレアム・ガードナー  2021-07-29 22:06:40 


>レオン

なるほど、その顔は”考えていない”顔でしたか。

…ダントンさんの生まれはここですか?

(ティウ川を眺めながら、少し考えるふりをした彼に、眉間に微かに皺を寄せて淡々と返事をする。 目的が無いまま、ぶらぶらと歩くのもたまには良いだろうと思い歩いていると、ふと疑問に思ったことがあり、それを訊ねることにした。相手に顔を向けると、彼の髪や肩に外灯の光が淡く落ちていて)




>ハンナ

特に決めているわけでもありませんがね。
将来は…銀行員にでもなって普通に働こうかと思っていますよ。

( 目の前に座る彼女から羨望の眼差し、微かな興奮を感じたような気がした。ころころと表情を変えて、話を聞くその姿に対し、己の話の薄さの後ろめたさを覚えていた。
本来なら何かしらの夢があるのが理想ですが、と苦笑して。間を保つかのようにコーヒーカップに口をつけると、ぼんやりと天井を眺めた。突然、何かを思いついたかのように再び相手に顔を向けて)

そもそも、夢というものは、どのようにして見つけるものなのでしょうか?それとも運命、でしょうか?

  • No.40 by レオン・ダントン  2021-07-31 13:22:58 




>38  ハンナ


( 外国行きのチケットの購入。その言葉を聞けば、例によってレオンの垂れた眉毛は釣り上がり。演説への野次と飲み比べ。それだけでも十分驚かされたというのに、まだあったということ。そしてまだまだ面白いエピソードがあるのだろうと思えば、はっはっ、と笑ってしまって。続けて話を聞いていれば、内容はもちろん、楽しそうに話すハンナの姿でこちらもつられて面白くなり、顔にはまた笑みを浮かばせていて。"あなたの番"と云われれば、何を話そうかとグラスを眺めながら少し考えて。ああ、そうだ、と言い口を開けば、酔っているからなのか彼のもともとの性格なのか、捲し立てて。話し終わったと思えば、ぐいっとシャンパンを飲み干して )

わたしは大学で法学を学んでいましてね。ええ、わかりますとも。"なぜ工員の息子が法学を?"と思われているでしょう。
そう、労働者の家に生まれた者は労働者になる!普通はそういうものです。しかし。
わたしは違った。父の仕事を手伝っているうちに、子供ながらにこの環境を変えたいと思ってね。そういうことで大学に入り、法学を学んでいるわけです。
ゆくゆくは弁護士となり、彼らのために活動をしていくつもりです。



>39  カレアム


ああ、いや、この街ではない。子供の頃に引越してきてね。
生まれたところはもっと田舎だった。

( オレンジ色の街灯が映る夜のティウ川をゆっくりと歩く影が二つ。そのうちの一つは両手を後ろに組みながら歩いていて。"考えていない顔"と云われれば、まあな、と口元を緩めさせて答え。しかし、この先にベンチがあったような、なんていうことも考えていて。カレアムに生まれのことを訊かれれば、またまた笑いながら答え )

きみは?



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