世界の偽神 2021-07-11 18:36:21 |
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>>宮野さん
た、戦えるんですか? あんなに怖がっていましたのに……えっと、あまり無茶しないでくださいね。後輩ですけど、俺のことも頼りにしてほしいです。Δからもらった力がありますので。
(怪物の話をしたとき、かなり怯えていたように見えたのもあるが、おっとりとした相手の戦う姿がイメージできず意外そうに目を大きくしながら尋ねて。それに、先輩だからといって女性を前線に立たせるのはやはり気が引けてしまい、困惑と心配の混ざった顔つきで力のことを話し。頑丈だ、と自信満々に言われてしまうと、これ以上は反対しにくくなり、開きかけた口を閉ざして。そのまま廊下を歩いて行くと、体育館への通路に差し掛かり)
>>不二くん
…大丈夫?
(本棚の前を静かに歩きながら、陳列されている本の背表紙を順番に眺めて。不意に足を止め、本棚から一冊の本を手に取ると何やら独り言のような声が耳に届き。不思議そうに目を瞬かせれば再度周囲を見渡して、ようやく同級生の姿を見つけるとそちらに歩を進め。心配そうに相手を見つめながら、口元に指を添えて小声で話しかけて)
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