世界の偽神 2021-07-11 18:36:21 |
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>>宮野さん
は、はい。2年の音原 輝春です。
(快く応じてくれた相手を見て、ホッと胸を撫で下ろしながら自己紹介するとぺこりと頭を下げて。相手もΔを知っているようだが、不信感を抱いている様子は見受けられず、むしろ好意的な印象を抱いているようで思わず拍子抜けしたように、「はぁ…たしかに年下の男の子だと思いますが、そもそも人間なのかどうか怪しいような……ちょっと不思議な子でしたよね?」と小首を傾げながら聞き返して)
>>不二くん
うん……逃げてちゃだめだよね。俺も、後悔に向き合わなきゃいけないんだ。そうしないと、前に進めない。
(現状が苦しいのは自分だけではないんだ、と内心で気づき、はっとしたように息を呑むと自分に言い聞かせるような口調で呟いて。意を決したように相手を見据えると、「あのさ、君が後悔に立ち向かうつもりなら、俺は協力するよ。まぁ、無理強いはしないけど…一人じゃ解決できないことなら、助けになりたいんだ」と穏やかに微笑みながら告げて。自分の後悔を曝け出すことに未だ踏ん切りがつかないが、目の前で後悔を抱えている同級生を放っておけず、仲間になると申し出て)
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