世界の偽神 2021-07-11 18:36:21 |
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>ALL
あら、もうこんな時間?
(おっとりとした雰囲気を纏った三年生が図書室で熱心に本を読み込んでいたが、ふと時計を眺めて拍子抜けするような間延びした声を上げ。本を閉じ、元あった本棚に戻して図書室を出ていく途中の廊下で「…あのΔちゃんって子、不思議な感じだったなぁ。」と独り言のような言葉を漏らし)
>音原さん
…見せるのは、別に嫌じゃないよ。それに、見ておいた方がいい…きっと、ね。
(静かに微笑んだ後、微かに痛みを堪えるような声を漏らしながら彼の肉体が「変貌」していき。右胸は連なってナイフのような形状になっている否定的な言葉が貫通し、彼の背後には白髪の泣く少女と黒髪の嗤う少年が背中合わせに出現し、左手には拳銃のような形を作った自虐的な言葉が握られ、右手には歪んだガラスの…機動隊が使うポリカーボネート製の盾によく似た形状の盾が出現し。「…これが、僕の「変貌」だよ。」そう言うと元の姿に戻って)
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