××××/××/××(ダーク/シリアス/戦闘)

>>不二くん

っ、本当に返信きた……
(デルタについての呟きを投稿して間もなく、思いがけないフォロワーからの返信が届いたため、わずかに目を見張り。すぐさま相手のアカウント名と返信内容に目を通すと、これからどうしようかと考え始めて。たしか、自分と同じ高校に通っているはずだと思い出し、相手と直接会って話をしようと決め。さっそくスマートフォンの画面に人差し指を滑らせ、相手に返信しようとするが、無関係の人に見られたらまずいかもと思い直し、ダイレクトメッセージに切り替えて。『返信ありがとう。俺は○○高校2年の音原 輝春です。まだ学校に残っているなら今から会えませんか？　学校の屋上で待ってます。都合が悪ければ、日を改めて話がしたい』と相手宛てにメッセージを送信し終えると、いったんスマートフォンをズボンのポケットにしまい。パソコンをシャットダウンして席を立つと、教科書やノート、筆記用具の入ったリュックサックをよいしょと背負い、校舎3階の視聴覚室を出て屋上に繋がる階段を上っていき。まだ相手が待ち合わせに来ると決まったわけではないが、可能性に賭けて屋上へと向かい)