世界の偽神 2021-07-11 18:36:21 |
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>音原さん
…あ。
(図書室の小説コーナーの隅の本が積み上がったテーブル、特に何をするでもなくぼんやりと窓から外を眺めていると携帯がフォローしているSNSの更新を告げて。何気なくその更新内容を覗いた瞬間、唇から微かにだが声が漏れ、思わず「君もデルタを知ってるの?」と返信してから携帯を閉じてポケットに収納するとひとつ息を吐いてから積み上がっていた本の内の一冊を手に取り、本の山を根気よく元の位置に直した後カウンターへと向かい、貸し出し手続きをしてもらって図書室を出るとSNSの主を探し始め。フォローしているのは基本同じ高校の人物だけなのできっとまだ残っているだろう、と考えつつ本を抱えたまま校内を歩き始め)
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