犬に飼われる （　BL ／ 募集中　）

お、おう。

( 彼の前に背を向け座る。ドライヤー特有の煩い音が響き、彼が何か話しているのか篭った声が聞こえた。なんとか耳を澄まして聞き取るが、意味不明な質問に首を傾げる )

ははっ、警戒心ってなんだよ。慣れてはいないし…。お前が初めてだけど。

( "泊まるのは"という意味だったが、少々言葉が足りなかった。なんだか意味深な感じになってしまったな…。いや別にいいけど。 )

ん…？なんか言ったか？

( あれこれ考えているうちに、何かボソッと声が聞こえた気がした。やけに小さかったので聞き間違いかと思ったが、確かに聞こえた。す……とか言ってたような……なんだ？"すし"か？腹減ってるのか。 )

ありがとうな、俺も乾かしてやるよ。ほら、

( 乾かし終わり、交代しようとドライヤーに手を伸ばす。ここまでしてもらったんだし、ちょっとはお返ししてやらないとな。 )



( ／ ひゅーーっ…！！(?)言っちゃいましたね桃瀬君！でも先輩には届きませんでした……すしってなんですかすしって。ちょっと鈍感すぎますかね…！？もう少し勘を働かせる先輩の方が良い気も…！！でもすぐ気づいちゃっても面白く無いし…うーん、難しい…！！