穏やかな同僚の秘密（〆）

笑い上戸なのかな、…なんか何でも楽しくなっちゃうんだよ、酔うって不思議だな。……あ、怒った？ちょっとからかっただけだって。
(自分の発言によって表情が険しくなり鋭い眼光で見られればケラッと笑って冗談だと述べると、こちらに伸ばされる手に気付いてきょとんと目を丸くしつねられるなんて思いもせず、その手を掴んで自ら自分の頬に押し当てると「…冷たくない。でも気持ちいい。」酔いで火照る顔に冷たい手を期待して触れたものの寧ろ温もりを感じて残念に思うも人肌に触れる事がいつぶりかで心地好く感じポツリと呟いて手を離すと一瞬自分の言動に焦り顔を背けて、例え酔っていたにしても何故そうしたのか不思議に思いつつカクテルを煽って。口走ったせいで誤魔化しも利かずツッコまれれば「いや、まぁ…うん。明日行くから大丈夫。」ここは買い物という事にしてさらっと流そうと肯定し)