墓守 2020-07-04 15:35:12 |
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・血液型について
君は血液型について覚えているかい?覚えていないみたいだから説明しておくね。吸血鬼は基本的に誰の血を輸血されても拒絶反応は起こさないんだけど、吸血鬼として血の使い方に個性みたいなのがあるんだ。大抵一つ、多くても二つ、三つ以上持ってる吸血鬼は存在していないね、どれも持っていないのは存在するけど。君のはどれが当てはまるかな。
・使役
最もスタンダードで吸血鬼人口の四割は持ってるんじゃないかな。自分の血を操って武器みたいに使ったり、あるいは手足の一分に使ったり、僕も使えるんだけどとにかく便利だね。使いすぎて貧血になるほどに。
・射出
二番目に多いんじゃないかな。自分の血液を打ち出すことで遠距離攻撃するんだ。血液を利用した使い魔なんかもこれだね。こっちは使役以上に貧血予備軍だね
・毒血
使役や射出と複合で持ってることが多いタイプだね。自分の血液を毒に変えてしまうんだ。効果は様々だけど、致死性のものもあるらしい。ま、自分にも効いちゃうんだけどね。
・結界
大量の血液を消耗するんだけど、その代わりに大抵のことじゃ壊れないような強固な結界を貼ることができるんだ。
・変化
はるか昔は魔法と呼ばれていたもので、血液を消費して現象に変えるものだ。燃焼、凍結、電撃なんかがメジャーどころかな。
・幻惑
霧のように漂わせた血液に巨像を映し出して擬似的な幻惑を作り出す。単体でも脅威だけど他の特性と組み合わさると凶悪だね。消耗もえげつないんだけど。
・強化
肉体面の強化を行うことができるタイプだね。あんまり説明することがないけど、強化の度合いによって血液の消耗度も上がるよ。
・治癒
吸血鬼の治癒能力は極めて高いけど、限度はある。たまにそれが極めて高いのがいて、そういうタイプは血を分け与えることで他の吸血鬼を癒やすことができるんだ。
・増幅
持ってるのは一割未満だね、もっと少ないかもしれない。僕は持ってるんだけどね。自分の血液を増やすことができるんだ。誰か日を分け与えることができるし、使役や射出で消費した血液を補充できたりもする。
他にもあるらしいけど、多くて把握できてないのもある。
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