魔入りました！入間くん

落ちちゃったねぇ。あ、うん！全然へーき
(へらりと気の抜けた笑みを向け､しかし離れてしまった距離がなんとなく寂しく感じれば貴方に向かって両の腕を広げて視線を向け)
アズくん。おいで？…なぁんて、

入間様…(入間に引き寄せられて行こうとしたが、途中でブンブンと首をふり)
いけません、入間様。何やらこれ以上近づくと良からぬ事をしてしまいそうです

…そっか、えと、ごめんね(良からぬこと､とは何かと首を傾げつつ 貴方からの拒絶にしょんぼりと肩を落とし､しかし折角の二人きりの時間にもう少し触れていたいという欲が勝り 貴方の手の甲を指先でなぞり)
手…。あの、繋いじゃ…だめかな

え、あ…手ですか？はい、どうぞ(そっと手を差し出し入間の手を握り)
入間様の手はとても綺麗ですね

えっ、綺麗？かな？そんなこと初めて言われたなぁ。えと、僕はアズくんの手の方がよっぽど綺麗だと思う…けど、(握られた手を くい､と軽く引き寄せ もう片方の手のひらで貴方の手の甲を優しく撫で)
白くて、指長くて、とっても綺麗だね

ええっ、あ、ありがとうございます(綺麗だと言われて嬉しくて手汗をかき)
あの、入間様…ちょっと汗ばんできたので手を離した方がいいかと…(入間に汗をかいてることがバレると思い)

えっ、ああ、うん。そっか、離した方がいい…よね(名残惜しい､等と感じてしまう己の感情に戸惑いながらも パッと手を離し)

あ、すいません…(入間から手を離されると、とても寂しく感じてしまい)
あの！入間様！無礼を承知でお願いします。
抱き締めてもよろしいでしょうか？

("お願い"という言葉に反射でピッと背筋が伸び､断る理由が無いその申し出に笑みを浮かばせ 数分前と同じ様に両腕を広げてみせ)
うん、いいよ。アズくん おいで？

ありがとうございます(パァっと明るい表情をすれば、入間を優しく抱き締め、優越感に浸り)
[あぁ、私はなんて幸せ者なんだ]

わあ、…な、なんだか照れるね、アズくん(部屋に貴方を招いたときから身を寄せたいと感じていたものの､実際に身体を密着させると気恥ずかしさが逸り照れながらそっと貴方の背に腕を回して)

お嫌ですか？(居心地が良くて離したくないが、入間が嫌がる事はしたくないので、躊躇いがちに聞き)

えっ、嫌なんかじゃないよ！…その、むしろ嬉しい…かな。(貴方からの問い掛けに勢いよく否定してみせ､正直な気持ちをぽそぽそ告げてからじわりと沸いてくる羞恥に貴方の肩口へ額押し付け)

そうですか、それなら良かったです(より一層愛しく思い強く抱き締め)
入間様、苦しくないですか？嬉しすぎてどうも力の加減が…

全然苦しくないよ！いつもクララから体当たりとか力加減無しに抱きつかれたりとかしてるから、慣れたかと思ってたんだけど(一度言葉を区切ると貴方の首筋に頬擦り寄せて 貴方の心地好い香りを楽しむように すん､と鼻鳴らし)…アズくんだと、なんだろ…ドキドキして…すっごく照れちゃうね

(クララの話題がでると嫉妬心から、胸がムカムカするも次いだ入間の言葉に、自分は特別なのかなと嬉しくなり)

私も、入間様とこうしていると、すごく心地が良くて幸せです。

ふふ。アズくんはいつも嬉しい言葉をくれるよね。（幸せという言葉に胸が高鳴り､僅かに身体を離すと貴方の顔をじっと見つめ）
…アズくん、僕とくっついてると幸せって思ってくれるの？

もちろんです。この、アスモデウス。天にも登る気持ちです(胸を張って言いきり)
もっと言うなら、入間様と出会えて、ほんとに良かったです

あはは、アズくん大袈裟だなぁ。（胸を張る貴方にくすくす笑いながら慕ってくれる目前の人物に胸がぽかぽかと温まるのを感じていて）
ありがと、アズくん。僕も…こんなふうに仲良くなった友達は初めてだから、…嬉しいし、アズくんに会えて良かったって思ってるよ

ほんとですか！入間様にそう言って頂けると、とても嬉しいです(満面の笑みで微笑み)
私、入間様の為なら何でも叶えて差し上げたいので何かあれば遠慮せず、おっしゃって下さいね

アズくんは優しいね。いつもありがとう。（向けられる愛らしい笑みに思わず貴方の頭を撫でていて）
でもそれだったら僕も同じ気持ちなんだけどな。アズくんのこと大好きだから、アズくんの笑った顔がもっと見たくて…それで、なんでもしてあげたい、って思うんだ

私たちはお互いに同じ気持ちなんですね(入間と同じ想いなのが、とても嬉しくて微笑み)
私も入間様が大好きです。出来ればこの先も、ずっと一緒に居たいです

好きって言うのは良いけど、言われるのはなんだか慣れないや。照れくさいね、（誤魔化すようにぽりぽりと頬掻いて貴方から離れると隣に座り直し）
…うん。僕も、ずっと一緒が良いなぁ

それならば、ずっと一緒に居ましょう！悪魔は寿命も長いですしね！(ニコニコと微笑むと同じく立ち上がり)

あ…、(貴方に隠していることがあるとも言えず､胸の苦しみに一瞬だけ視線伏せてから すぐに緩く笑んでみせ)そう、だね。うん…、アズくん、ずっと友達でいてね

ずっと、友達…ですか…(少し言葉を詰まらせしばらく沈黙した後口を開き)
私は、ずっと友達は嫌です…

えっ。(予想外の言葉にピタリと動き止めておずおずと貴方のこと見つめ)…アズくん、僕と友達…イヤ？

はい、出来れば私は、友達以上の関係になりたいと思っております(申し訳なさそうに話すと、やはり自分と入間では釣り合わないよなと思い)

へ…。友達…以上？（貴方の言葉が飲み込めず瞬き繰り返し､ズイと顔近づけ真っ直ぐに見つめて）
アズくん、僕と…その…、友達以上ってことは…キスとか、…出来る？

えっ！キス、ですか？それはまぁ、したいとは思いますけど入間様が嫌でしたら無理にとは…(顔を近付けられて余計にキスを意識してしまい)

…っ、な…なら、キスより…もっと先のことは？（視線さ迷わせてから意を決し､貴方の真意確かめようと問い掛け）

えっ、えぇー先ですか！？それはその…(想像してしまうと口をパクパクとさせ)
それはもちろん！したいと思います！(勢いで本心を言い)

し、したい…のかぁ～…（裏表を感じない貴方の力強い言葉に漸く"好き"の真意が伝われば一気に顔を赤らめ貴方からフラフラと離れて）

あ～、す、すみません。あくまで私の願望なので叶えて頂けなくても結構です。(入間の態度に慌てて弁解し)

…アズくん。(慌てた様子で弁解する貴方に向かい片手伸ばし ちょいちょいと手招きし)

あ、はい。なんでしょうか？
(手招きされると恐る恐る近付き)

…（近付いた貴方の頬をするりと撫で､そこに ちゅ､と短く口付け）
……気持ち…わるくない…？

へっ…(一瞬、自分の身に何がおきたら理解出来ず、ポカンとしていたが、キスされたことを自覚すると顔を真っ赤にして)
い、嫌だなんてそんな。嬉しいです。とても！それに、入間様の唇、柔らかったです

……、(貴方の反応を見るともう少し試してみたくなり 此方からも一歩身を寄せて反対側の頬から首筋まで ちゅ､ちゅと数回口付けてみて)
…アズくん。これも、やじゃない…？

んっ…、は、はい。嫌じゃないです(艶のある声と表情で入間を見て)

…ん。わかった。（何度も繰り返す口付けに全く嫌がる素振りを見せない貴方の様子に漸く安心することが出来､これで確認は最後とばかりに己の唇を指差してキスを促し）…、アズくん。できる？

よろしいのですか？
(一応、確認をとりつつ手は既に入間の顎に当てられ)

っ、うん。…僕も、アズくんとこういうこと…（羞恥で最後まで伝えることが出来ず､自分の気持ちを確かめる意も込めてそっと瞼閉じて貴方の温もりを待っていて）

わかりました。入間様…愛しています(そのままゆっくりと顔を近づけると優しく口付け)

上げておきますね

…っ！（告げられた愛の言葉に驚いた様子で口を開きかけるものの､待ち望んだ貴方の温もりに大人しく言葉飲み込み こちらからもほんの少しだけ唇触れ合わせてみて）

んっ…(目を閉じて優しく口付けすると唇を離して入間を見つめ)

…っ、アズくん…(見つめてくる貴方から一度視線そらした後 おずおずと視線絡ませ)

あぁ、すいません。入間様が可愛くてついその、じっと見てしまいました(慌てて視線を逸らし)

へっ？(可愛いという言葉に小首傾げ､しかし逸らされてしまった貴方の視線を此方に戻そうと呼び掛け)…あの、ね。アズくん。僕のこと見て？

は、はい(ゆっくりと顔を入間の方へ向き直り)

さっき、言ってくれたこと。(絡み合った視線に ゆるりと気の抜けた笑みを浮かべてみせ)…うれしかった。すっごく。

そ、そうですかっ
実は心臓がバクバクでしたよ(入間の笑顔に正直に話すと一気に気が抜け)

えっ、そうなの？…そんなに緊張しながら言ってくれたんだね。アズくん、ありがとう(思わずといった様子で よしよしと貴方の頭を撫でていて)

そ、そりゃあ緊張しますよ。もし、拒絶されたらと思うと…(俯き加減で指先を弄りながら)

好きな相手のこと拒絶するはずないよ、(そっと指先に触れながら貴方を真っ直ぐに見つめ)
アズくんのことが好き。…僕も、友達以上になりたい…な。

い、入間様～(感激の余り、言葉が出ず、涙を浮かべ体を震わせ)
産まれてきて、良かった！

ふふ、そんなに？大袈裟だよアズくん(愛らしい貴方の様子に笑み溢し､そっと頬を手のひらで包み込み)…かわいい。

か、かわっ…い、いえいえ。入間様の方が可愛いです。あ、いや凄くカッコイイんですが、可愛いので最強なんです！(すごくべた褒めして興奮気味)

最強なの？ふふ、ありがとうアズくん。(興奮気味に告げられた言葉にくすくす笑いながら貴方を見つめていて)そういうところも可愛い。…あ、可愛いって言われるの嬉しくない…かな？

いえ！入間様に言われる事ならばどんな誹謗中傷でも受け止める覚悟はあります(胸を張って言い切り)

誹謗中傷って…そんなこと言わないからね？アズくんのこと傷つけることはしたくないし、嫌なことは言ってね…？(困った様子で眉を下げて)

入間様と居て、これまで嫌な事なんてひとつもありませんよ(入間の両手をとって握り)
なのでご安心下さい

アズくんがそう言うなら、うん。わかった。(握られた手に視線落としてから緩く笑んでみせ)…それなら、可愛いって言っても大丈夫…？

はい！もちろんです(ニコッと笑ってみせ)
入間様とずっと一緒に居れたらいいんですけどね(でも四六時中一緒だと入間に嫌がられそうだなと思い)

良かった！アズくんすっごく可愛いから、たくさん言わせてね？(貴方の頬を指先でツン､と軽くつつき)
うん？僕だってアズくんとずっと一緒が良いって思ってるけど？

あ、いえ。私が言っているのは、その…一緒に住みたいと言う事で…(多分入間が思っている一緒とは違うよなと思い)

へっ、一緒に住む…？(そういう意味での言葉だったのかと数度瞬きして)

は、はい(恐れ多い事を言ってる自覚はあるので入間の顔が見れず俯いたまま)
あ、でもあくまで私の願望ですので、どうぞ聞かなかった事にしてください

大好きなアズくんの願望だったら、叶えてあげたいって思うけどな(俯いてしまった貴方の頬へと片手伸ばし そっと包み込み)…一緒に住む約束、しよっか？

へっ？よろしいのですか？(思わず顔を上げて聞き返し)

うん、いいよ？(ひとつ頷き よしよしと頬撫でてやり)

ありがとうございます(またしても感激のあまり涙を流し)
入間様は本当にお優しいですね

だって僕もアズくんと一緒に居たいから(泣いてしまった貴方の涙を指先で拭ってやり)

入間様手…(涙を拭い入間を見つめて手を取ると手の甲に口付け)
入間様を幸せにします

わあ、ふふ。なんだか結婚するみたいだね、アズくん(照れ臭そうに空いた手で己の頬を掻き)

け、結婚！？(自分で言ったのにそう言われると恥ずかしくなり)
でも、私では入間様の遺伝子を残す事ができません。
入間様ほどの優秀な遺伝子は残した方が良いと思うのです。

アズくんは、僕が他の悪魔と一緒になった方がいいの？(ずいと顔寄せて普段よりいくらか強い口調で問い掛け)

それはもちろん、嫌ですよ。(そこは強い口調で言い)

ですが…本当にそれでいいのか分からないのです

そっか…。僕はアズくんが良いし、アズくんだから一緒に居たいって思うんだけど(視線下げて先ほど貴方に触れられた手の甲をじっと見つめていて)
アズくんが納得できないんだったら、一緒に納得できる答え探してこうよ。…だめ、かな？

は、はい！そうですね。頑張って考えます入間の手を繋ぐとギュッと握りしめ)
私も、入間様と一緒に居たいので…

うん、良かった。ありがとう。一緒に考えてこうね？(握られた手を此方からもぎゅっと握り返し)

はい！(ニコッと笑い)
それより入間様、学校には行かれますか？(そろそろ始まる時間だと思い)

あっ、そうだね…もうそんな時間かな。(全く気にしていなかった為時計に目をやり漸く思い出した様子で)

さ、行きましょう。入間様(綺麗な姿勢で右手を差し出し)

うん！(差し出された手に当然のように己の手を重ね 緩く気の抜けた笑みを浮かべ)

では、まいりましょう(手を繋いだまま、2人で学校に向かい)

…アズくんの手って、繋いでると安心するね。(並んで歩きながら手元へと視線落としてポツリと呟き)

本当ですか？そう言っていただけると、私も嬉しいです(離さないように少し力をいれて握り)

ふふ。きっとクララが見たら、私も手を繋ぎたいって言ってくるだろうなぁ(3人で手を繋いで登校するのも悪くないかな、と考え)

そんな、ダメです。入間様の手は両方とも私のです！(両方繋げないくせに無理を言い)

アズくん、もしかしてヤキモチ？(貴方の言葉にくすくす笑いながら繋いでいる手の指を絡ませ)

えっ！？あ、そ、そうかもしれません(入間に言われて自覚すると、恥ずかしくなり頬を染め)

かわいい、(素直に認め頬を染める貴方の姿に本音を口から漏らし 繋いだ手を本の少し自分の方へ引いて)ねえアズくん。僕の恋人で、その…愛しいって思うのはアズくんだけ。だから、友達のクララと手を繋ぐのは許して？…ね？

へっ、あ、はい(恋人と言われ嬉しいし、クララは友達と言う入間に、それくらいは我慢しなきゃなと思い)
分かりました。手を繋ぐぐらいなら…

うん、ありがとうアズくん(空いた手でちょいちょいと手招きして近付くよう促し)…撫でても、良い？

え？！それは、まぁ…入間様の頼みなら…(学校が近い事もあり、辺りに誰も居ない事を確認すれば少し身を屈めて撫でやすいように)

ありがとう、アズくん(満足げに いいこ､いいこと撫で付け)

あの、私も撫でたいのですが、よろしいですか？(入間の頭を撫でたいなと思い)

うん！もちろんいいよ？はい、(お辞儀するように ぺこりと頭下げて)

ありがとうございます(優しく入間の頭に触れると、なでなでして、幸せそうな顔をして)

…きもちいい(貴方の手のひらに控えめに すり､と頭寄せてみて)

ほんとですか！入間様がお望みとあれば、このアスモデウス、いつでも撫でますね(撫でる手は止めずに言い)

じゃあまた…二人きりのときにお願いしようかな？(校舎が間近に見え､貴方から静かに身体を離し)

はい！任せて下さい(入間が離れると寂しく感じるが、もう学校だから仕方ないと自分に言い聞かせ)

じゃあ今日も頑張ろうね、アズくん！(貴方からの返答に笑みを返し､目的の教室まで足を運ぶと其々の席にて時間割の通り科目を受講していき)

はい！入間様(いつものように優秀な成績で魔法学をやり遂げ)

…アズくん、今日も凄いなぁ…っと、わわ(華麗に振る舞う貴方の姿を目で追って感嘆の息を漏らし､余所見のせいで目下の段差に躓き べしゃりとその場に倒れ込んでしまい)

い、入間様！(入間が転んだ事を知るとすぐさま駆け寄り抱き起こし)大丈夫でございますか？

あはは…余所見してたらつい…あ。(気が散漫になっていたために思いきり転んでしまい､たらりと鼻から血が流れ)

うわー！入間様！鼻から血がー(入間様をすぐさまお姫様抱っこする、保健室まで走り)

あ、アズくんっ…！えと、あの、これくらい全然へーきだよ？(腕のなかであわあわと慌てつつ貴方の服を控えめに ちょいと引っ張り)

いけません！頭を打っていたら大変です！(保健室に到着すると保険医に入間の状態を伝え)

うう…、ごめんね心配かけちゃって…(安静を取り備え付けのベッドに寝るよう促されるまま申し訳なさそうに貴方を見つめ)

そんなことよりも、ほんとに大丈夫ですか？(打ちどころが悪かったらどうしようと慌て)

うん、全然へーき…あ。(ベッドに横たわりながら右手を伸ばし)…アズくん、手…繋いでほしいな～なんて、

もちろんです！(言われるとすぐさま手を繋ぎ)
他に御要望はありますか？

…えーと、じゃあ…(保険医からはカーテンで仕切られる此方が見えないことを確認すると小声で)…ぎゅって、してほしい…な。

はい、(優しく微笑むと入間を抱き締め)
苦しくないですか？

ん…、大丈夫。アズくんありがとう(此方からも背に腕を回し緩く抱き締め返し)

いえ、入間様とこうして、くっついていると、とても安心します(スンスンと匂いを嗅ぎ)

っふふ、アズくんくすぐったいよ、(首筋に息がかかり擽ったさに身動ぎ､お返しだとばかりに此方からも貴方の匂いをスンスンと嗅いでみて)

入間様はいい匂いだなと思いまして(自分の匂いを嗅がれるのは、恥ずかしいなと思い)

…あは、なんだか変な気持ちになっちゃいそうだな。(お礼を言ってから身を離し)続きはまた放課後…ね？アズくんは授業戻らないと。

あ、そうですね。(ここに居てもいいんだけどなと思いつつ)
それでは放課後、また来ますね

うん、…またね。アズくん。(ひらひらと手を振って見送り､折角だからとひと眠りしようと横になり)

(終始落ち着かない感じで授業を受け、放課後になると速攻で保健室に向かい)
入間様！大丈夫ですか

…、(いつの間にか深く寝入ってしまい貴方の声に気付かずスヤスヤと寝息を立て続けていて)

入間様？(返事がなくそっとカーテンを開けると、寝てる入間を見つけ静かにしなきゃと思い、ベッドに腰掛け寝顔を眺め)

(夢の中でも貴方と一緒に居るのか 寝言で"アズくん…"とむにゃむにゃ呟き)

入間様、ここにおりますよ(そっと手を繋ぎ囁き)

……、(うすらと瞼を持ち上げ ぼんやりと貴方の姿を瞳に映せば幸せそうに へにゃりと笑み浮かべ)…アズくんだ。

あ、おはようございます。すみません、起こしてしまいましたか？(目を開けた事で自分が起こしてしまったと思い)

ん…おはよアズくん(まだ寝惚けているのか貴方のことを引き寄せぎゅうっと抱き締め耳先に唇触れ合わせて)

い、入間様っ！？(耳まで真っ赤にして驚き)

アズくんかわいい…、(ふにゃふにゃと気の抜けた笑み浮かべたまま貴方の色付く頬にちゅ､とキスし)

入間様の方が可愛いですよ(お返しとばかりと頬にチュッと、口付けをし)

ンー、…ふふ。アズくん。(口付けられた頬を愛し気になぞり 漸く寝惚けた頭が覚醒してくると目前の貴方に笑いかけ)…アズくん、会いたかったぁ

私も、会いたかったです。入間様…ぶつけた所は大丈夫ですか？(今更ながらに思い出しては問いかけ)

あっうん！全然大丈夫。心配してくれてありがとう、アズくん(ここが学校の保健室だと思い出せば貴方から身体を離しベッドから降りて)

あの、よろしければ私が入間様を抱っこしてご自宅まで運びますが…(かなり過保護に心配して)

へっ？あ、いや！抱っこは大丈夫かな！(申し出にブンブンと首振って遠慮の意思表示をして)…でも、一緒に帰りたいな。あとアズくんが嫌じゃなかったらなんだけど…今日うちにお泊まり、しに来ない？

え？！入間様のお家にですか？でも、手土産もありませんし…(願ってもない申し出だが、何も用意してないと言い)

そんなのいらないよ、アズくんが来てくれれば他に何もいらないし。(渋る貴方の手を取り ね？と促し)

それでは、自宅に連絡をしますね(携帯を取り出すと、今日は入間様の家に泊まるので帰らないと伝え)
しかし、理事長はOKするでしょうか？

おじいちゃんは大丈夫だよ、まってね…僕も今連絡を…(貴方と同じ様に端末で連絡を取れば直ぐに快諾を貰い)うん！大丈夫だった！

ほんとですか、良かったです(入間を溺愛しているので、少し不安だったらしく安堵し)

アズくん。今日はずっと一緒に入られるね(貴方の手を取り 早く帰ろう､と嬉々として腕を引き)

そ、そうですね(入間に言われるまで実感が湧かなかったが、急に意識して緊張し)

…アズくん？(貴方の様子に小首傾げ ヒョイと顔を覗き込み)…急だったし…やっぱり迷惑だった、かな？

ち、違います！決してそのような事ではなく、そのいささか緊張してまして…(恥ずかしそうに正直に話し)

緊張？そっか…でもおじいちゃんもオペラさんも優しいから、きっと大丈夫だよ。(ね？と貴方に柔らかく笑いかけ)アズくん、１回おうちに帰る？それともこのまま僕のところに来る？

あ、1度帰ります。着替えなども持ってきたいですし(他にもいろいろと持ってくるものを頭に浮かべ)

そっか、じゃあ準備ができたらいつでも来てね？またあとでね、アズくん。(貴方と並んで校門まで行くと名残惜しげに片手を振って)

分かりました。すぐに支度して行きますので(入間と別れると自宅に戻り、でかいバックにお泊まりセットを詰め込み)

(見苦しいところがないようにと部屋の片付けを終え､貴方に会えるのを心待ちにして)…アズくん。ずっと一緒に居たいなぁ…。

(妹達と母親に引き止められて、少し時間が経ってしまうものの、無事家から出ることができ)
全く…入間様がお待ちだと言うのに…

あ、そうだ。(貴方が来たときに用意しようと魔茶の入れ方をオペラに習いに向かい)

(しばらくして入間の家前に着くとチャイムを鳴らし)
入間様ー、お待たせ致しました

アズくんっ…！(すぐに扉を開き貴方の姿を確認すると満面の笑みを浮かばせ)待ってたよ、いらっしゃい。入って入って？

入間様、お出迎えありがとうございます。あのこれ、つまらないものですが(高級そうなお菓子を手渡し)みなさんで食べてください

わあ、わざわざありがとう！みんなで頂くね？(差し出されたものを丁寧に受け取り共有スペースの戸棚へと仕舞ってから自室へ案内し)アズくんこっち。…それにしてもアズくん、おっきな鞄。

え？そ、そうですか？なにぶんお泊まりという物が初めてな物で何が必要か分からず…(大きいと言われてオタオタし)

初めてかぁ…。嬉しいな。僕もこうやって大好きなひととずっと一緒に居るのは初めて。(貴方の手を取り自室へと案内し)

こ、光栄です(感激しながら、入間に手を引かれて自室へと向かい)

アズくんが来る前に魔茶いれてみたんだけどね…、あの、良かったらどうぞ(自室の壁際に置かれたサイドテーブルに二人分の魔茶を置き､テーブルの左右にある片方の椅子へと腰掛けるように促し)

入間様が、私の為に…(そらだけで、じーんと感動し)
ありがとうございます。いただきます

うん、アズくんのためだけに。…入れたの初めてだから、美味しくないかも…(隣に腰掛け心配そうに貴方を見つめていて)

そんなわけありません。入間様に入れていただけただけで幸せです(ひと口飲み)
それに、美味しいですよ

ほんと？良かったぁ。(安心してひと息つくと隣の貴方へと視線向けて)…急に誘っちゃったのに来てくれてありがとう、アズくん。

いえ、とてもうれしく思っています。入間様。
あ、そういえばオペラさんと理事長に挨拶に行った方がよろしいですかね？(今日お世話になるのだからと思い)

そう言ってもらえると安心するな。あ、大丈夫！おじいちゃんとオペラさんにはちゃんと言ってあるから、…その、…一緒に居よう？(貴方の片手に両の手を添え申し訳なさそうに視線向けて)

は、はい。それならば大丈夫ですね(やたらと緊張してしまい声が変じゃないか不安になり)

…？アズくん、緊張してる…？(貴方の様子に手を添えたまま小さく問い掛け)

えっ！あ、はい。少し…(入間に緊張を悟られ少し表情を崩し)

やっぱり他の家って落ち着かない…よね。もし気が乗らなかったら、無理に泊まらなくても良いからね？(触れていた手を静かに離し無理矢理笑ってみせて)

ち、ちがいます！入間様のお部屋で2人きりという状況が、その…緊張するというか、なんというか…(姿勢正しく正座しながら)

…嫌じゃない？(大丈夫だろうかと確かめるように貴方の顔を覗き込み)

嫌なわけありません。とてと嬉しく思っています(胸を張って言い切り)

それならよかった。安心して一緒に居られるね？(胸を張る貴方の頬をするりと撫でてみて)

は、はい。今日はずっと一緒に居られます(入間の手を愛おしそうに触り)

…ねえアズくん。(触れられた手を絡ませ仄かに熱の籠った視線を向け ポツリと呼び掛けて)

は、はい。なんでしょうか？(入間の様子に胸がドキドキしながら次の言葉を待ち)

あのね、…、……ぎゅってしてもいい？(貴方の瞳覗き込むようにじっと見つめ 小さく問い掛け)

は、はい。もちろん。と言うか、私も入間様を抱き締めたかったです同じ気持ちだった事が嬉しくて)

アズくんも？…へへ。嬉しい。(繋いだ手を引き寝台に招き寄せれば其処の縁へ貴方を座らせ そのまま正面からぎゅうっと抱き締め)

(抱き締められると、抱き締め返し)
あの、入間様。本日は一緒にお風呂とかはいってもよろしいですか？

えっ、お風呂？(抱き締める腕の力を緩め キョトリと貴方を見つめてから こくりとひとつ頷き)
うん、そうだね。一緒に入ろっか。アズくんの背中流すよ。

いえいえ、私が入間様の背中を流します(首をブンブン振り、自分がやると言い張り)

ふふ。じゃあ背中流しっこしよ？(一度貴方から離れると隣に腰掛け楽し気に笑み浮かばせて)

はい！楽しそうですね(想像したら体温が高くなり)

うん、楽しそう。(答えながらも好きなひとの裸を想像してしまい顔に熱が集まり パッと顔を背け)

入間様はお風呂とお食事はどちらから先に済ませる方ですか？(ちょっと気になったので聞いてみて)

あー…そうだなぁ、日によるんだけど。汗かいちゃったときは先に入る…かな。アズくんは？(自然と貴方から距離を取り)

私も、その時によって違いますが、食事が先の方が多いですね(離れた事を寂しく思いながら話し)

そっか。じゃあ先にご飯にしよっか？オペラさんに伝えてくるね！(そう言うなり立ち上がり直ぐに部屋を出ていって)

あ、入間様…(なんだかご飯を催促したみたいで申し訳ないなと思い)

上げておきます

お待たせ…、アズくん。もう準備してくれてたみたいだから、食堂に来ても良いって！(部屋に戻ってくるなり貴方の手を握り"こっちだよ"と腕を引き歩み進め)

は、はい(若干緊張気味で、入間に付いて行き)

上げておきます