RM (主) 2020-05-23 14:17:52 |
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>結斗
「そうかー?確かに甘やかしてくれるけどすっげぇ過保護だぞ?」
ちょっと面倒いくらい。うげーと舌を出し眉をひそめる。
男子高校生の憧れ、だなんて言うが、あれは実際の姉を知らない人達が言えることだ。いらない、とまでは言わないが1日2日貸してあげたいくらいには面倒くさい。
今は一人暮らしで毎日顔を合わせていないだけマシだが、その分帰省した時の絡みが酷くて、最近は帰省するのが億劫になりつつある。
「んー…そんなに羨ましいなら俺が結斗のおにいちゃんになってやろうかー?」
頭を撫でる結斗の手が心地よくて無意識に目を細める。まるで甘えたがりな子猫のようで、セリフと行動が一致していなかった。
「ホントでかいよなぁ…」
自分も一人暮らしだが、住んでいるのは狭くてボロいアパートだ。こんなに大きい家に一人暮らしだなんて羨ましくもあるが、俺だったら寂しくてしんじゃうな、なんて少しの恐怖もあった。
>氷雨
「それは聞いたけどー!デカすぎね?なんでなんでー?」
キョロキョロと辺りを見渡した後、氷雨の目を見て尋ねる。
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