RM (主) 2020-05-23 14:17:52 |
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>夏樹さん
「はいはい、こんなに大きな弟を持った覚えはないんだけどね。」
そういいながらも、優しく笑みを浮かべながら、夏樹の頭をわしゃわしゃと撫でる。
案外、触り心地のよい手触りに少し癖になりそうだな何て思う。
「でも、お姉さんがいるって男子高校生的には憧れだよね。
ちょっと、うらやましいかも。」
これまで一番上の兄として兄弟たちの面倒を見てきた身としては
自分よりも年上の兄弟がいて甘やかされるというシチュエーションに憧れがある。
夏樹の頭を撫で続けながら、そこに自分の姿を投影してみたが
身長的にもキャラ的にも無理があるなと思考をそこで止める。
「あ、氷雨君の家についたみたいだね。」
夏樹の頭から手を放して目の前の家に視線を移した。
>氷雨さん
「一軒家なんだね。」
男子高校生が一人で暮らすには十分な広さがありそうな家が目に入る。
「あ、僕たち泊めてもらうし、何か家事とか手伝うことがあったら言ってね。」
一人暮らしだと、家の掃除や家事などいろいろと大変だろうと思い提案する。
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