RM (主) 2020-05-23 14:17:52 |
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>夏樹さん
「…おかえり、夏樹君。」
はにかんだように笑い、嬉しさや安堵の滲む穏やかな声で答える。
ただいまの一言に全てが詰まっていた気がした。だから、僕も応えよう。おかえり、帰ってきてくれてありがとう、僕と一緒にいてくれてありがとう、大好きな君、大切な相棒さん、そんな想いを込めて。
「行こっか。」
調子を取り戻した氷雨の言葉を聞き、夏樹へと声をかける。
その顔に、もう陰りはなくなっているだろう。
>氷雨さん
「うん、ありがとう。後輩に気を使わせるなんて情けないなぁ。」
アハハ……と苦笑いをしながら。
「でも、よかった。」
君がちゃんと戻ってこられて。
僕なんかよりずっと心が強い子だ。君にたいして僕が出来ることは少ないだろうけど、先輩として君達を守って行けたらいいなとそう思うよ。
>all
(/これだけ投下。落ちです。)
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