RM (主) 2020-05-23 14:17:52 |
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「…へ?」
どうしたものか。氷雨を撫でようと伸ばした筈の手が宙に浮いている。
驚いて氷雨の顔を見るが、いつものように、明るくにこやかに笑っている彼は居なかった。唇をキュッと結び目には光が感じられず、ただただ怒りと憎しみが入り雑じったような表情をしている。
立ち上がった氷雨に声をかけようと口を開くが、青筋を浮かべて前を行く彼の威圧的な態度に鎮圧され声が出せず。
「くっ…夏樹さん!!」
軋む体を動かし、様子がおかしい先輩に焦りの表情を浮かべ。
助けに行こうと奴の横を走るが、
「なぁっ!?」
再び首を掴まれ、苦しそうにもがく。
「ぐむぅー!ん゛ーー!!ップハッッ!!」
気持ちの悪い何かを飲まされその場にへたりこむ。
(/ドンマイ夏樹さん○| ̄|_)
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