RM (主) 2020-05-23 14:17:52 |
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「あー……うん、克彦君も正常な判断が出来そうな感じじゃなかったし、後程話し合えばいいんじゃないかと、ハイ。」
SOSを出す氷雨から視線をそらしながら、歯切れ悪く。
これに関しては自分達の出る幕ではないだろう。タイミング良く、克彦も目を覚ましたようだし彼に任せよう。そうしよう。
目覚めたばかりで状況が掴めないであろう克彦に親指を立てる。Good luck。
さて、後輩たちの状況が状況ゆえに夏樹を一人で敵と対峙させてしまっている。どうにか彼の負担を減らしたいが……。
反対側へと飛んだ夏樹を見失わないように、結界を階段のようにして空へ駆け上がり皆を俯瞰して見る。
「歯がゆいな……。」
自らの能力にもっと汎用性があれば、夏樹と共に戦うことも出来ただろう。それか、克彦のように体を鍛えていれば。
……今さらだな。自分に出来ることは限られているならば、せめてその役割だけは完璧にこなさなくては。
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