RM (主) 2020-05-23 14:17:52 |
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「…はぁ、ずるいなぁ」
相棒と後輩にそんな事言われたら断れるわけねぇじゃん…と不機嫌そうに呟く。
「なんかおればっかりダメだ…」
落ち込んでいる暇はないが一言だけ弱音を吐いてしまう。ただしそれはすぐ近くにいた結斗が聞こえるかどうかの小さな声だった。こんなんになっても後輩にはカッコイイ姿を見せたいと思ってしまうのだ。
「ん、ごめん。やっぱ氷雨っちの言う通り行こう。ただ、おれの氷ひと袋持ってってよ。」
何かあった時氷壁が作りやすいからさ、と克彦に氷の入った袋を差し出す。
「おれ氷雨っちの事見くびってるわけじゃないよ。ただ、本当に心配だっただけなんだ」
ごめんな、と克彦と氷雨の目をきちんと見て謝る。
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