RM (主) 2020-05-23 14:17:52 |
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>克彦
「あいて…!」
叩かれた箇所を自分で撫でて、うう、と泣き真似をする。
「ん、ありがとねぇ」
泣き真似をしていたのを止め、ケロッと普段通りに戻り笑う。思わず動きそうになった右手を必死に抑え。物心ついた頃から人との距離が近かったため今更止めようするのは苦労する。なんて事を考えながら。
>結斗
「だよな…氷雨っちの気配を察知する能力が高いだけ、とかならいいけど…」
不安に思い少し結斗の方へ身体を寄せる。暖かい体温に安堵の息を洩らす。左側の体温に安心していると、同じく左手が暖かくなる。
「ゆ、いと…?」
ビックリして結斗の顔を見上げる。その横顔は不安そうに見えて、それを取り除けたらいいと握り返し、笑顔を向ける。
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