RM (主) 2020-05-23 14:17:52 |
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「あはは、分かったから。落ち着いて。」
コンビニへと先導する後輩たちを眺めていると
夏樹に手を引かれ、一瞬歩を乱す。
握られた手からは熱を感じ、きっと彼が僕を気遣っていることが伝わる。
「…あのさ、夏樹君。…。」
いつもありがとう、とそこまでは言葉にしなかった。
きっとまた彼に気を使わせてしまうから。
先に行ってしまった後輩たちを追いかけるように少し速足で歩く。
「さて、着いたみたいだね。
じゃあ、皆それぞれ希望の商品を持ってきてね。
僕は適当に店内を眺めてるから。」
コンビニの前まで着くと店内から漏れ出した軽快な音楽が聞こえる。
入店し、皆に声をかけると適当に雑誌コーナーへと立ち寄る。
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