RM (主) 2020-05-23 14:17:52 |
通報 |
>all
「えっと、そっか…ありがとう。」
少し不意を突かれた様子で、照れくさそうに返す。
いつも子供のような態度を見せる夏樹だが、彼は案外人を見ているらしい。
何となく胸がポカポカとくすぐったいような感じがして、自分の胸に手を当てる。
「…。」
少しだけ、歩みを遅らせて後ろから皆を眺める。
楽しそうに会話をする3人。こんな日常が続くといいな、なんて。
無意識に口角をあげながら、視線を遠くにやると小さな明かりが見えてきた。
「…あ、コンビニ見えてきたね。」
3人に視線を戻して、明かりを指さす。
トピック検索 |