らう゛こめ 2020-05-03 10:31:06 |
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>凛子
はい、只今戻りました
(彼女の言葉と微笑みにぴりり、と心臓を砂で擦られた様な感覚が走り。他の誰が分からなくても自分にだけは、従者であり恋人でもある自分にははっきりと分かる。今の彼女は確実に期限を損ねている、と。彼女の恐ろしいと言っても差し支えのない程に完璧で淑やかな令嬢らしい表情に気圧されたままこくりと頷き、硬い声で返事をすると後ろ手でそっと扉を閉め。オレンジ色のクレヨンを塗った様な夕日に染められている教室の時計に目をやれば、当然早くに戻ると言うには全く見合わぬ時間を示していて。彼女の無言の声が見えない矢になって身体に刺さっている様な息苦しさを感じたまま、彼女の方へと近付き。すっと跪いて頭を垂れると「申し訳ありません、凛子。貴女にお聞かせする程の事ではありませんが少々手間取ってしまって。……罰なら何なりと」そう許しを乞うて頭を下げたまま、震え上がる様な心待ちで目の前の主人が次に紡ぎ出す言葉を待ち。)
(/主様の描く世界とキャラクターに魅かれ参加を希望させて頂いた身なのでとっても嬉しいです。ありがとうございます。展開について等何かございましたら遠慮なくお声掛けください。また、他参加者様との交流ですが私自身は何方でも構いませんのでもうお一方に委ねようと思います。これからよろしくお願いいたします。 /蹴可)
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