偉大魔女の娘と白猫 2020-04-28 20:15:42 |
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>ライラ様
「あー、まぁ、猫と狼じゃあ毛の長さも違うし。君のとこの師匠ちゃんは女の子だし」
筋肉ダルマの俺と比べちゃ可哀想だよ、と眉尻を下げて微笑む。筋肉の付き具合によって発熱量も変わってくるだろう。女の子にそれを求めてはだめだなどと散々スーに叩き込まれたことを思い出す。
「そう言えば、今日は師匠ちゃんと一緒じゃないんだね?」
来てくれたらスーと3人で女子会できたのに、と肩に留まる淡い光に目配せすると、『女子会したいわね』なんて鈴のような声が響き渡った。その間自分は何処にいるべきか困ったな、などと考えながらのんびりと時間を浪費する。
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