匿名さん 2020-04-26 12:27:31 |
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>竜己様
「うん、いいよ」
どうせ暇だったし、と即答する。先程まで同類のことを気にしていた割に、少年の提案を素直に飲む。いくら同類とは言ってもあれだけの傷だ、きっともう助からないだろう、と何とも薄情な結論を導き出し、目の前のことを優先した。
「でも、あれだね。僕が本当に悪い人だったら大変だよ?」
若いんだから色々と気をつけないとね、と微笑む。まぁ、目の前の少年は強いようだし、杞憂で済めばいいのだがなどとうだうだ思考を巡らす。
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