>アイリールーシ、ディンク 「かわいらしい悪戯だ。」 唐突に窓ガラスを割りだしそれを目の当たりにする。 確かに彼女の言うように特殊のようだと口を開けずに声を抑えて静かにクククと肩で笑う。 「ハハハ。 墜ちることの何が悪いと言うのだ?」 黒竜を大切そうにする元天使は墜ちた事に今まで恥じていたのだろうと予測すると笑わずにはいられなかった。