少年少女帝都防衛団【日常/戦闘/近代和風】

＞桜華

かふぇ……以前仕えていた親方様に連れられて一度だけ参った事がある。お主のような年頃の娘がハイカラな服を着てせかせかと働いておった。
(相手が以前カフェで働いていたことを知り、色々思い出したのか懐かしむように自分の体験談を語って。しばらく歩いていたが何故カフェを営む家庭で生まれた彼女がこうして防衛団に入団したのかという疑問が頭をよぎり、歩きながら遠回しに問いかけて。)
それにしても話を聞くに実に教育熱心なご両親とお見受けいたした。お二方ともご存命なのでござるか？


＞國木田

かたじけない……全ては某の不甲斐なさが祟った結果でござる。やはり修行が足りぬのか…
(俯いて拳を強く握れば悔しそうに顔を歪めたもののふっと顔を上げれば何処か遠くを見つめるような目つきになり。実は先程痛み止めとして勝手にモルヒネを服用したばかりで薬の効果が現れたのか正常な判断ができないようだ。譫言のように自分を罵ればフラフラと玄関の扉を開けようとして。)
何やら血も足りぬようなので鹿か熊の肝臓を啜ってくるでござる…


＞鬼龍院

なるほど……ただし一つだけ条件がある。
(表情は変わらないものの内心単純な作業でホッとしており。このままタダで引き受けるのも良いのだがここは一つ交渉してみようと相手の目を見て一か八か言ってみて。潔く言ったは良いものの表情は少し強張っており。)
その後某の手合わせに付き合ってくれぬか？