シュン「へぇー、気に入ったよ。それじゃ、キノさん…後で」 自身に宛てがわれた部屋を、扉を開いて見れば清潔なベッドとシーツ、シャワー室であろう扉、柔らかい日差しが入る窓、書き物にも使えるアンティークな机と椅子に宿屋のおじさんへ満足気に笑むと、荷物を置きにキノへヒラヒラと手を振り