おーい、佳織ちゃん!俺も一緒していい?…っていうか、家庭科室の場所わかる? (席を立った彼女に遅れること数秒、こちらもその後に続くように立ち上がり教室を出て、側からみれば相当ストーカーじみているが自分にその自覚はなく彼女へと相変わらず馴れ馴れしい調子で声をかけると、そもそも意気揚々と教室を出たまではいいものの、転入してきたばかりで次の移動先である家庭科室の場所をわかっているのかを問いかけ)