図書委員長 2019-11-24 02:38:36 |
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…自分で休んでとか言ったくせに,そんなこと言うのか?
よくない、壊しちまうからな。
じゃ、近いうちにな、でもその服じゃ無理だな、また何か買ってくる。
……あんまり近づけないでくれ、また襲いたくなる。
(自分でも驚くほど安心できて,眠りに落ちそうになり、相手の言葉で眠気が覚める、しかしその声はこの居心地のいい枕を離すという選択肢を与えてくるもので。
相手から膝を叩いて誘ってきたくせに,自分で逃げ道を用意するのか?と言いたげに。
相手の言葉を聞き,相手を壊してしまうから,とさも当然のように言い返し,、相手の頭を撫で続けると恐ろしげに微笑んで。
相手とデートができる,それだけでかなり嬉しく,内容など二の次,相手と少し考えが合っていることなど知る由もないまま,相手が制服を剥がれてロクな服を着ていないことを思い出すと,相手の纏う勇逸のコートに隙間から指を引っ掛け,クイッと引っ張って。
相手が安心したのを確認して自分も安心するのも束の間,まだ見つめ合っていた相手が距離を詰めてくると互いの熱烈な視線に耐えれなくなり目線を外し,ウブな反応ではあるが脅しのように言って)
…当然のことをしたまでです。
彼を救う選択をできるのは貴女だけ,師として他人任せは恥ずべきことではありますが。
………貴女は愛されている。任せる価値がある。私の恥より,それは上回る。
…あとは頼みましたよ,私は,私達は,見守っています。
そして仲直りした際には,私の名を決して出さないよう。
……では。ペーレウスとドゥディスによろしく。
(相手を助けるのはあくまでドゥディスを助ける為だ,しかしそれ以前に,自分自身言い聞かせても彼女を見過ごせない,故に助ける。星々の総意を独断としたのだ。
これ以上は,相手に任せるしかないと,いくつかの約束と言葉,ペーレウスとドゥディスによろしく,と言い放ち。開いた窓から突風と共に駆け抜けて,空へ駆け上がると,見えなくなって。)
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