図書委員長 2019-11-24 02:38:36 |
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……じゃあ?
いや、大丈夫だ、話さなくても多分近いうちに解決する。
いい心掛けだ、まぁお前に滅茶苦茶ハイスペックになられても釣り合わない俺が困るが。
近付けてるんだよ。
(言葉を失ってフリーズした相手に向けて、最後に言った言葉、じゃあ、を問いと共に復唱し、相手の目をしっかりと見据え、相手の頬を抑えて顔を逸らせないようにして、答えを待ち。
相手の献身的な態度と自分を心配してくれる心を知ると、相手を疑うのが馬鹿らしくなり、そしてまた疑う自分が嫌になり、すぐ解決すると言って安心させようとして。
簡単に自分を越えることは無いだろうが、天才肌という可能性もあるためそれを懸念し、かなり勝手なことを心配して。
いつも通り恥ずかしがる相手にぐいぐい行き、相手の背中に手を回すとグイッと抱き締め、しかしその抱擁は優しく、相手の耳たぶに生暖かい息をふっと吹きかけて)
玲は俺の彼女だ、俺は当然そっちを選ぶ。
ただ、俺は哀れなお前を放ってこの世界に意識を留まらせる訳には行かない、あと玲のじゃない器…身体だってある。
満足したら消えればいい、その器で天寿を全うするのも、それもまたいいだろう。
あと玲がマジ泣きするのは予想通りだ。
だけど、お前昔に生きてたから知らねえだろうが。
一夫多妻制って、知ってるか?
(相手の前提を全て覆すような提案を更に重ね、否が応でも相手をそのままにする気はないらしく、正直この霊だけにまた命を与えるのは贔屓じみているが、そうするしか手段がないのだからと自分を黙らせて、そして相手と、その中に居る玲に向けて、一夫多妻制というとんでもない提案をして。
正直自分が頭のおかしいことを言っていることの自覚はあるが、最早それしか方法はないと吹っ切れていて)
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