あの日の少年 2019-11-23 00:09:49 |
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(なんとも彼女らしい反応を見せて部屋から出て行ったその背中を見送り、ふと部屋の中を見回してみると自分が自立して家を出るまで住んでいた部屋そのもので。やはり夢にしては不自然な場面転換などもなく整合性が取れすぎている、そんな風に感じながらも懐かしい中学時代の制服へ着替えてリビングへと降りて行き「おはよう、茉由姉…。腹減った…」朝、目を覚ましてリビングへ降りると義姉がいる、そんな10年前までは当たり前だった光景がかけがえのないものだと改めて実感し、いつになく素直な口調ながらそれでいてらしさを損なわないよう声をかけて)
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