やれやれ、相変わらず騒がしい相方だ……ヴルム、私たちも戻るぞ(敵意剥き出しで言いたい事だけ言って城へと一人転移魔法で帰還してしまったのを見送り、誰に言うでもなく独り言のように呟いては指笛を鳴らしドラゴン型の魔物『ヴルム』を呼べばそれに乗って城へと向かい) ……(城へ到着し、灯りの殆どない薄暗い城内の廊下を足音一つたてずに歩き、魔王へと今日の戦果の報告を済ますべく謁見の間へと向かい)