次男 2019-11-02 18:33:42 |
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(咄嗟に逃げ込んだいつも兄弟たちと寝る部屋の押し入れ。ここにいれば割と落ち着くし、時折兄弟の隠しているものが見付かる…が今はそんなことをしてもいられない。逃げ込んで少ししてから自分を探そうと必死になってる相手の声が聞こえるからだ。しかも手当たり次第に同じ言葉を繰り返している。その声は少しずつ近付いてきて、より鮮明に聞き取れるようになって、その内容も分かってきた…が、自分勝手な行動で反省している、という。自分勝手な行動をしていたのはお前じゃなくて俺なんだよ!そう言いたい気持ちはあれど…もしまた顔を会わせたら変に突き放してしまいそうで、自分の思ってもないような言葉で相手を傷付けてしまいそうで。それが恐ろしい。しかしずっとこの場にいても意味がない、が足音が近付いてくるにつれて動くのも躊躇ってしまい。そしてとうとう足音が自分の隠れている押し入れの扉の反対側で止まり、また聴こえてくる相手の謝罪の言葉と懇願の言葉。自分の気持ちを面と向かって素直に言葉に出来ればどれだけ苦労しないことか、ただ、そんな勇気は持ち合わせていない。それでも、面と向かわずなら…一人言だと思えば大丈夫、かもしれない。そう思えば「お前は別に謝る事をしてねーだろ…ふざけるんじゃねぇよ」と小さくポツリと呟いて)
(/それでは最初は主様もお好きな一松事変の後日談にしましょうか。おそ松兄さんが結局逃げてふたりきりの空間に逆戻りした辺りにします?因みに此方も同じく全て一期枠ですが一松事変、エスパーニャンコ、レンタル彼女辺りが好きですね)
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