( 青と紫 . / 募集 / 松 / bl )

例のにゃんこと同じ能力が有るのかと思ってしまった .... ( まぁそうだよな、あったら逆に怖いからな 、、 と内心納得しつつ先程の事を思い出す 。相手が口付けした湯のみで飲んでしまったこと 。まぁ兄弟なんだから普通なのだとは思うが普通の兄弟ではなく好きな人 。意識すれば意識するほど恥ずかしくなってくる 。頬を緩ます相手が視界に入ればあの感情が再び現れる 、心臓は煩いしだらしなく頬が緩み淡く赤らんでしまう 。微笑む相手を見ていれば心臓がもたない気がしたので 「 まだ喉乾いてるからお茶淹れて来るな 」と言葉を残せば立ち上がり傍を離れては息を整える 。 こんな気持ちになってしまったらダメだということは分かってるがやはり好きという気持ちには逆らえない 、なんなら一松とは兄弟じゃなかった方がよかった気がしてくる 、赤の他人ならまだ素直に気持ちが伝えられていたから 、そんなことを考え乍お茶を淹れる 。考え事をしながらお茶を淹れた為、先程相手にだしたお茶より美味しさが失われてゆく 。まぁ自分で飲む用だからいいんだけど、と肯定すればお茶を持って相手の元へと戻って行く 。再度気遣うように 「 そのプリン美味しか ？ 美味しいなら何処に売ってあるか分からないが探して買ってくるぞ ！」なんてへらへと笑いながら伝えて )