斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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…変なやつ…。( 相手が車から降りてパタパタと去っていく背中を見ながらポツリと呟く。変な奴ではあるが相手の話や声、表情にはなぜか惹かれるものがある。そして相手の本質、人間性は下手な大人よりもずっとずっとしっかりしていて思いやりの深い青年なのが窺い知れて。今日会ったばかりの生徒、相手のことなんて殆ど知らない。「…おのご恩って大袈裟なんだよな…。鶴にでもなって恩返しにくるつもりか?」ラジオの掛かる車内ポツリと一人呟いてはこの学校生活、楽しくなりそうだなと小さく微笑み溢してアクセルを静かに踏み込んで )
…まあ…居るわけないよな。( 赴任してから数週間後の6限目の化学の授業。この日は化学室で実験をしたのだが、片付けを含め準備室の整理をするのに人手が欲しく。本来なら生徒の中で事前に決められている各教科に振り分けられた係、自分の教科の場合は化学係がいてその生徒に頼むのだが係の2人ともインフルエンザで欠席で。その為、“ 飯をおごるから手伝って欲しい ”と授業終わりに生徒たちに呼びかけるも当然誰一人いなく。みんなの前では名乗り出にくい生徒もいるかもしれないと思い、“その気があったら残ってくれなー”と呼びかけはしたものの、生徒たちも部活やらで忙しい身。面倒な片付けなどしたくはないだろう。授業終わり残る生徒はいなくて上記を呟いては、仕方ないから一人でやるかと化学室内にある化学準備室の扉に手をかけて )
(/此方こそ素敵なご提案感謝しております。一緒にご飯も賛同して頂き嬉しいです。流れの把握についても有難うございます。早速ですが①の化学室のお話に転換させて頂きましたが、怪我するのどちらにしましょうか?たまたま棚が古くなっていて司くんに誤って掛かってしまうか…それを庇って宮本に掛かるかなど考えましたが…どちらでも良いですし怪我の仕方は思いつきなのでロルの流れで決めても良いです。)
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