斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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あーもしかしてお前ガラケーなのか?…えっと、ちょっと悪い。( やはり礼儀はしっかりしている。ニコニコとプ○ッツの半分を受け取る様子は少し可愛らしくも見え、クラスメートが相手にお菓子を与えたくなる気持ちが何となく分かった気がして。一人暮らしと聞けば、本当に大丈夫なのだろうか?と思ってしまうも相手も高校2年生。これまでその分だけ一人暮らししてきたということになるからそれなりにはやっていけているのだろうとまだ少し心配しつつも納得する。しかし固まる相手に気付けば不思議そうに視線を向け。そして次ぐ言葉を聞いて不安げな視線と目が合えばまさかとは思いつつもガラケーなのか問い。高校生でガラケーは一世代前ならまだしも今の御時世かなり稀有なのではなかろうか。だが大学生になってからスマホという家庭も聞いたことはあるので、珍しいなとは思いつつもそれを顔に出したり馬鹿にしたりすることはせずに立ち上がると相手の横に立って。「通話はこの電話のマークをタップ…触れば番号入力する画面出て来て…と後は掛けたい番号打って最後にこっち緑の受話器のボタン触れば掛かる。切る時は通話掛けたときに赤いボタン出てくるからそれ押せば切れるよ。…分かったか?」相手の手の内にあるスマホを操作して番号の入力画面まで移動すると簡潔にだが通話方法を説明して。以前田舎に暮らす母親がスマホに変えたところで色々教えたこともありその時と同じようにゆっくりと説明すれば、分かったか?と少し下にある相手の顔を見て反応を窺って )
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