斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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……ああ…なるほど…俺がヒントを出してたんですね…無意識でした…。誑かし…それは褒めて貰えてるんでしょうか…。
( 彼の言葉を聞けば何故正解したのかが理解できると共に無意識に自分がヒントを出していたのかと言葉紡ぎ。そして照れているような彼から漏れ出た“誑かしタイプ”それは褒め言葉なのか…どうなのか…疑問に思っては呟いて一人首を傾げているも此方に歩み寄ってきてくれた彼より先に扉を開けて校舎内入る。そしてカゴを持つが故に通りにくいだろうと扉をそのまま手で押さえてはどうぞと目配せして彼も中に入れば手を離しては扉は独りでに閉まっていき── )
…先生…。
( カゴを置いたり鞄を取りに行かなければいけない彼と一旦分かれては靴を履き替えるために下駄箱へと向かう。上履きからスニーカーへと履き替えて上履きを仕舞うとパタンと扉を閉めて。そして裏門へと真っ直ぐに足を向けて彼が来てくれるのを何をするでもなくぼんやりと待っていて。程なくして一台の車が裏門へとやってきて停車。開いた窓から彼が顔を出すのが見えれば嬉しそうに笑み浮かべ声をかけパタパタとそちらに駆け寄っていき )
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