斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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……はい…病み付きになってきて下さい…。
( 頷いてくれる彼に是非病み付きになって下さいと口にする。まさか自分が誘って貰えるなんてことは微塵も思っておらず、ただ彼の行き付けの店が増えれば良いなと思っていて。そんな彼の心はどこまで広いのか。浅はかで許しがたい自分の言葉に此方を責めることはなく受け入れてくれ此方を気遣いしてくれる彼に「……嫌じゃない…です…嫌なら口もつけません…!…、」そう答えるのがやっとで。ドキドキ煩い鼓動を持て余しつつ彼の手が重なり、顔を覗き込まれる際に近づく距離。赤くなってるぞと彼から告げられ更に自分の手に彼の手が触れてきては「…っ…」ドクンッと鼓動が跳ねた。その瞬間だけ何かに引かれるように更に彼に顔を近づけ…。触れあってしまった唇。ハッと我に返っては「…す…みません…!…先生…ほんとにすみません…!」何をしてるんだど自分を叱咤してはプリンを掻き込んで消費して慌てて席を立ってはそのままコップを直しに返却口へと向かいきちんと棚に皿などを直してはそのまま食堂から出ていって )
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