斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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……はい…先生とだから…です…。快気祝いも…今から楽しみです…。
( 驚いたように瞳を瞬かせる彼にこくりと頷いては改めて言い直して。そして快気祝いの日も彼と食事出来るとあっては今から楽しみだと微笑んで。食べ終えた食器をまた彼は洗ってくれる。でもそろそろ彼は帰る時間。寂しさはもちろんある。出来るなら泊まってほしいとも思うが流石にそれは出来ない。彼も名残惜しく感じてくれているのか無理せずに休めと優しい言葉。髪を撫でてくれる手はなかなか自分の頭から離れずにそれが嬉しくてふわりと微笑んでは「…先生…昨日も今日も…一緒に居て…看病して下さって…ありがとうございます…とても嬉しかったです…先生が帰っちゃうの…ちょっと…いえ…嘘つきました…すごく寂しいですけど…これ以上…拘束しちゃうのも…申し訳ないので…せめて…お見送り…させて下さい…」頭を撫でてくれる手を両手でそっと包むように触れてからこれで最後だとすりすりと頭を擦り寄せて頭から彼の手を離しては胸の前へ下ろしてきて両手できゅっと掴んでから手も離しつつせめて見送らせて欲しいと伝えて )
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