斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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…おやすみ斎藤( 静かに寝息を立てる相手のあどけない寝顔を見てはホッと息を吐いて。この時間に眠るということはやはりまだ体が本調子ではないのだろう。やや眉を下げつつ起こさないようそっと目元を指の裏でなぞってはその寝顔を見詰め。真面目でしっかりもので礼儀正しいわりに変なところが抜けている。抜けているというより天然で純粋無垢といったほうがしっくりくるだろうか。幼い純真な子供がそのまま大きくなって見た目だけ高校生になったような…兎に角相手の年代では稀に見る絶滅危惧種。たまには散歩に出かけてみるのもいいかもしれない。そしたら相手に偶然出くわすこともあるかもしれないから…とこの時点で純真でない汚い下心を抱く自分はやはり相手とは釣り合わないと思い。それ以前、相手はただの生徒。他の生徒と比べれば特別な感情はあるがそれ以上先に進むことはない。…はずなのだ。「……考え過ぎは良くないな。」ぽつり呟いては一度その場を離れて、勝手に触っても良いと許可は出ていたので多少気は引けたが先程使わせて貰って風呂場や水回りの掃除を済ませて、服やタオルの洗濯もしておき、それでも時間が余ったので鍵を使わせてもらい一旦夕飯の買い出しにでて。
そして時刻は夕方、正直ここまで入り浸っていいのか迷ったが眠っている相手を置いて勝手に帰るのも気が引けて買ってきた食材で夕飯を作っていて )
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