斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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…そうか?じゃあ、今度快気祝いのときに時間があればお願いするよ。でも門外不出って…、それだけ大事なものなんだな。( レシピだけにするつもりだったが相手から誘われれば断ることも出来たが頷いていて。門外不出が冗談なのは理解しつつも相手にとっては家庭の味で母親との思い出なのだろうと思えば、小さく笑いつつ目を細め。「…梅干しも直伝なんだな。俺も梅干しやら糠漬けは好きで漬けてるよ。酒の肴にもなるしお茶にも合うし上手いよな。…って酒はまだ分からないか。」梅干しも自家製と聞けば感心しておにぎりの中の梅干しに視線を落とし。自分も漬物は好きで色々と漬けていたりするので、思わず相手が未成年であるのを忘れて酒の肴の話をしては苦笑を零し。「…ごちそうさま。どっちも美味しかったよ。」おにぎりを食べ終えてお茶を飲み干すと手を合わせて美味しかったと微笑み、それから手早くコップ等も洗ってしまえば、再びテーブルの席に戻って来て相手に身体を向ける形で座り。「……、」とここであることに気付く。相手の家に残ると決めたはいいが昨日相手が寝ているうちに洗濯やら掃除はしてしまったので特にすることもない。どうしようかと沈黙してしまうもとりあえず相手を横にならせたほうがいいかと思い立ち上がって「斎藤、あまり眠たくないかもしれないがまだ横になってたほうがいい。…何か話してれば眠くなるかもしれないしな。…そうだな…、斎藤は趣味はあるか?バイト以外で休日にしてることとか。」相手の膝の上のクッションを退けて横になることを勧めつつ、何か話題をと思えばありきたりの質問をして。どこの見合いカップルだと心の中で自ツッコミしつつ、相手の部屋の中を見回して )
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