斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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確かに…熱はだいぶ下がってそうだな。( 自分が朝までここに居たことを咎めずにそれどころか嬉しいと微笑む相手の表情にトクンと鼓動が跳ねては、気恥ずかしさからそっと相手の額から手を離し。「…一食くらいどうってことないよ。それにまだ病み上がりなんだ。俺を気遣う前にベッドに戻ってもう少しゆっくり休んでおけ。…あと朝食ならもう準備は済ませてある。…食べるか?」まだ自分の体が辛いだろうに此方の飯の心配をしてくれる相手に小さく首を横に振って平気だと伝えては優しく髪をポンポンと撫でて、そっと肩に手を添えてベッドへと誘導して端に座らせて。そして昨日と同じ粥であるが朝食の準備は整っているため台所に軽く目配せしつつ食べるか問いかけて )
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