斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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( 高校生ならひとり暮らしをして難しいのでなくても料理が出来れば充分だと思いつつ、なるべく音を静かにしてお粥を作って。今度お粥以外に相手に何か作って上げたい、なんなら一緒に何か作ってみたいと思ったところで、自分はまた学校以外で相手と会うことを考えていることに気付き小さく息を吐き出して。自分は一体相手とどうなりたいのか。可愛い弟のような存在だろうかと考えながらお粥を作り終えると水や茶碗などと一緒にお盆の上に乗せて相手の元へいき。眠っている様子の相手に一度お盆を隅に避けて置いてはその寝顔を覗く。熱のせいで紅潮した頬。いつもよりも熱い息遣い。年相応の幼い寝顔だが何処か大人びても見えるその表情に鼓動が早まるも小さく首を横に振っては、起こすのを少し心苦しく思いながら「斎藤…。」と肩のあたりを布団の上から軽くトントンと叩いて声をおさえて声を掛けてみて )
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