斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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(/開始ロルありがとうございます!そして息子を可愛いと言って頂けて嬉しいです!仁先生、ぶっきらぼうな感じが良いですね…!せっかくクラスが引き締まっているのにうちの息子のせいでガラリと空気が変わってしまいます…。司の交遊関係は浅く広くな感じです。めちゃくちゃ親しい人はいないけどクラスメート多数から好かれている感じです。クラスメート達は不思議な司を微笑ましく時に驚きながらも上手く手懐けてるイメージですかね…。あ、はいっ時期は今頃です。…なんかほんとに独特な息子ですみません…(汗))
……あれ、何でこんな時間に先生がいるんですか?
(ガラガラと扉を開けて後ろからゆっくりと急ぐわけでもなく教室へと入ってくれば教壇に立つ教師の姿にピタリと足を止めて。自分はいつも20分前には教室に辿り着きクラスメート達と挨拶を交わして席につく。今日もいつもと変わらないはずで。しかし何故教師がこんなに早く教室へ…。クエッションマークが浮かび不思議そうに首を傾げてさも相手がいるのがおかしいと言わんばかりにそう口にして。『…司、お前遅刻してんだよ。珍しいな。寝坊したのか?』自分の言葉にどっと教室中が笑い声に包まれる。近くの席にいたクラスメートがそんなことを言ってきて。遅刻…?そもそも自分は寝坊なんてしていない。「俺は寝坊してません…!いつものようにこの腕時計を見てちゃんと来たんです…!」心外だと言わんばかりに手首につけた腕時計をクラスメート見せながらぷりぷり怒りを露にして。『……司…これ…止まってる…この時計…止まってるから…』見せられたクラスメートはじっと腕時計を見て気づいたことを肩を震わせ笑いを懸命に堪えながら伝えてきて。…止まってる…?ああ…そう言えば朝見た時から針が動いていない…。止まってる…正確な時刻ではない…。衝撃の事実にみるみるうちに顔から血の気が引いては「……体調が悪くなったので…帰ります…」そのまま一歩後ろに下がって教室から出るとガラガラと扉を閉めて。『ヤバイ、あれマジで帰るぞー…司ー!お前がこの間食ってみたいって言ってた期間限定の和栗ポッキーどうすんだよー?いらないのかー?』廊下に出ては、さぁ帰ろうと思い一歩踏み出そうとするも聞こえてきたクラスメートの声に再びガラガラ扉を開けて。「……下さい…和栗ポッキー…」キラキラ瞳を輝かせて声の主に近づいていき。それを見届けた扉付近の男子が連携プレイの如く扉を閉めてしまって。帰ることなど頭から綺麗に飛んでいったように和栗ポッキーを貰って上機嫌になっては「…遅刻しました…すみません…」反省しているのかいないのか、ほこほこ満面の笑みを浮かべて教壇に立つ相手に頭を下げては自分の席へとトコトコ歩いて着席し、マイペースに教科書やノートを鞄から取り出していて)
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