斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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嗚呼、温かいよ。( 問われたことに小さく微笑み頷いてはより離れがたい思いが強くなるも助けはすぐにやってきて扉の外で人の声がしてガタガタと扉を開けようとしてくれているのが分かり。迅速な救助は有難いことなのになぜか惜しく思う自分に内心苦笑を漏らしつつ、ここで漸く繋いでいた手をそっと離して「…もうすぐ出られそうだな。買い出しもだけどありがとう斎藤。お前が湿布持っててくれたおかげで足もすぐ良くなりそうだ。」そう言って普段あまり見せない柔らかな微笑みを向けては頭をポンとしてから分け合っていたコートを相手の肩に掛けてやり、壁を支えにして立ち上がると先に扉のほうへ向かい )
( 斯々然々無事に倉庫から出て今は相手を自宅まで送り、何度目かになる相手の家の裏にあるレンタルショップの路地へと駐車しており。「明日も学校なのに遅くまで悪かったな。もし宿題が出てて間に合いそうにないなら俺から先生たちに言っておくよ。…今日は本当に助かった。」本日何度目かになるお礼を言えば助手席に座る相手に、お詫びとお礼にもならないが温かいミルクティー缶を差し出して )
(/自分もこれから二人の仲がどう進展していくか楽しみです。場面は少し飛ばさせて頂きました。このあと司くんが倒れる流れでもいいのですが、それだと宮本は意外と人の体調に敏感で異変に気付いていそうなので数日後でもいいかなと考えております。)
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