斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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よかったです…ステープルは色々な意味がありますので…合っていて安心しました…。いえ…言い方は人それぞれ…地域それぞれですので…でもステープルの方が…何かかっこいいです…。
( 彼から合っていると言って貰えてはホッと息を吐いてよかったですと口にする。その理由を話しつつ謝る彼に首を横に振って言い方は十人十色で地域が違えば呼び名も変わるものがあるのは理解しているため此方は気にしていないことを伝えながら“ホッチキス”より“ステープル”の方が言い方がかっこいいと笑み浮かべ溢して。案内助かったと言って貰えては大抵いつもやる気が空回りして周りに迷惑をかけてしまうことが多いのを密かに気にしていたが、彼と一緒にいると良い意味で肩の力が抜けることもありたまにとんちんかんなことをやらかすことはあれど頻度は少ないため役に立てている実感も沸いてきて“お役立ち出来て嬉しいです…”と言葉通り嬉しそうな笑顔と共にそう返して。こんなにも自分を褒めてくれる彼の役にもっと立ちたいなと思いつつも自分の仲間がいると声をかけられ指差された先に視線を向けると一匹のチワワの姿が。自分はあんな風に小さくないし、どこが似ているんだろうと観察していればお客が近づこうと近づかなくても一人で遊んでいる姿を見ては「…本当に一緒に居たい人が近づけばちゃんと反応します…あの子もきっとそうだと思います…」似たようなものを感じたのか、ぽつりと告げて。「…鉄板はあっちです…俺は今日先生専用のナビですので…任せて下さい…ちゃんと…しっかり案内しま…あれ…鉄板がない…大丈夫です…きっと一列間違えただけです…こっちにありま……あれ…」重い鉄板の場所もちゃんと覚えているため意気揚々と彼を案内するも辿り着いた先には鉄板はなく。少しの間の後、きっと一列間違えたんだと口に出しながら隣の列に移動するもそこには鉄板はなくて。おかしい…何故ないんだ…自分の記憶違いか…?ちゃんとナビになれていない自分に落ち込みしゅんと眉を下げて「先生…すみません…俺…ナビになれてません…」『お客様、もしかして鉄板をお探しですか?申し訳ありません、あちらに移動しております』不甲斐ない自分に落ち込み俯いて彼に謝罪していると背後から店員の声がかかって顔を上げる。店員に礼を言っては彼と共に教えて貰った場所へ移動して。「…場所…変わってたんですね…道理であそこにないわけです…よかった…」当然ながらそこには鉄板が置いてあって見つけられてよかったと口元を緩めて )
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