>ちよ 凛「……そっか。かっこいいのを選んでくれよ!」 自分の手を引く幼いはずの少女の言葉には妙な説得力があった。よく分からないことは多いものの、ここで暮らすのも悪くはないと思える。ただ、なぜだか妙に後ろ髪を引かれる。何か、忘れてはいけないことがあったような気がしたが、結局は大人しくちよについて行くことにした。