ちよ)ここに呼ばれた人は最後はみーんなあちらの世界の記憶はなくしちゃうみたいだから。何でか分かんないけどね。 ちよは笑う。 ちよ)お姉さんは、こちらの世界に呼ばれた人。あちらの世界はもう気にしなくていい。忘れてしまえばいいの。お姉さんに着物を選んであげるし、お面も名前も私があげる。 ちよはそういって、凜の手を引いた。 ちよ)早速行こう。ここは楽しむ場所なんだから。